
韓国国土海洋部は7日、交通安全公団に依頼して国内で販売されている乗用車11種の安全性を評価した結果、現代自動車のスポーツ用多目的車(SUV)「サンタフェ」が最も高い点数を獲得したと明らかにした。
対象車種は韓国車8種、輸入車3種。「サンタフェ」を含む国産車7種は正面、部分正面、側面、柱側面の衝突とシート安全性の5分野ですべて1等級の評価を得た。「サンタフェ」は総合点で103点を獲得しトップ。シボレー の「マリブ」(102.4点)、起亜自動車「K9」(101.5点)が優秀車両に選ばれた。
BMW「320d」やトヨタ自動車「カムリ」はシート安全性で2等級とされた。フォルクスワーゲン(VW)の「CC」は部分正面衝突で2等級。
交通安全公団の関係者は「米国では正面衝突評価だけをして、欧州では部分正面衝突の評価のみ。韓国は両方で満足できる車両を開発しているため、韓国車の評価が高くなる」と説明した。ただ、制動距離では輸入車が韓国車をやや上回るとの結果が出た。
(聯合ニュース)
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