日立、リトアニア原発で交渉権

  • 日立、リトアニア原発で交渉権

日立製作所は14日、リトアニア北東部で計画されているビサギナス原子力発電所の建設で、優先交渉権を獲得したと発表した。 

15日付けの読売新聞によると、日本のメーカーが海外の原発で優先交渉権を得たのは、東京電力の福島第一原発の事故後初めて。新聞は、「原子力ビジネスは、新興国の旺盛な電力需要を背景に、民間主導で続きそうだ」と報じた。
 
ビサギナス原発は、2020年の運転開始を目指している。リトアニア政府に対しては、最新型で出力も大きい改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)の採用を提案していた。東日本大震災の経験を踏まえ、代替電源の確保などで安全性を高めたという。日立と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の原子力事業の子会社のほか、東芝の子会社、米ウェスチングハウスも参加の意思を表明していた。

(亜州経済オンライン)


<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기