日本のワイン大手が、日本のブドウだけを使ったワインに力を入れている。24日、朝日新聞によると、メルシャンとサントリーは、日本産にこだわることで値段を高めに設定した新製品をそれぞれ開発。1000円以下のテーブルワインが売れるなか、高級志向の消費者の取り込みをねらう。
メルシャンは、日本産ブドウ100%の新ブランドを今月立ち上げた。長野県上田市の自社栽培畑(約20ヘクタール)でとれたブドウのみを使い、山梨県甲州市にある醸造所「シャトー・メルシャン」でつくった。同醸造所で直接販売しているほか、11月からはインターネットでの販売も始める予定だ。750ミリリットル入りで販売価格(税込み)は2500~3500円。
サントリーワインインターナショナルは、仏ボルドーの高級醸造所を持つ「ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社」と共同開発した日本産ワインの予約を開始。750ミリリットル入りで希望小売価格(税別)は1万81000円と高額だが、八木徹社長は「日本のワインの品質を高めるきっかけにしたい」と話している。
日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr
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