米グーグルが14日(米国時間)、第3四半期の決算を発表した。7〜9月期の売上は72.9億ドルで前年同期比から23%増加し、アナリストらの予想していた66.8億ドルを大幅に上回った。また純利益のほうも前年同期の16.4億ドルから32%増加し、21.7億ドルとなった。さらに一株あたりの利益も7.64ドルとアナリストの予想を上回る結果となった。
同社の売上の大半を占めるのは、依然として検索連動型広告を中心とする広告収入で、自社運営サイトでの検索広告「AdWords」の売上が48.3億ドル(全体の67%)、また外部サイトに配信する検索広告「AdSense」の売上が22億ドル(同30%)となったが、同社のエリック・シュミット (Eric Schmidt) CEOは、「われわれの中核ビジネスである検索連動型広告もよく成長し、またディスプレイ広告やモバイル広告といった比較的新しいビジネスも引き続き勢いを増している」と話した。
グーグルは今回の決算発表で、ディスプレイ広告やモバイル広告の売上に関する情報を初めて発表した。それによると、モバイル広告からの収入は、今年の売上の10億ドルを占める見通しで、また「YouTube」やパートナーサイトに掲載されるディスプレイ広告(動画・画像広告)の売上は、今年1年間で25億ドルに達しそうだという。
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