[日文] 日本の各電気メーカー、3Dパソコン発売相次ぐ / 日, 이제는 ‘3D컴퓨터’

日本の電機メーカーによるパソコンの夏の新モデルの発表がほぼ出そろった。富士通、東芝、NECが相次いで3D(三次元)映像に対応したタイプを導入し、薄型テレビに続いてパソコンも3D時代を迎えそうだ。一方、パナソニックが画面を180度回転させるモデルを発売するなど各社は独自機能をアピール。パソコンの低価格化が進む中で新たな使い方を提案しまた、米アップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」も念頭に、高い付加価値を競い合う。

富士通が9日発表したデスクトップパソコン「FMVエスプリモFH550/3AM」は、3Dのブルーレイディスク(BD)再生機能に加えて、ディスプレーの上に二つの「3Dカメラ」を内蔵。利用者が自分の3D映像を撮影し、家族や知人に送ることができる。17日に日本発売で、価格は20万円を切る見通し。 会見した佐相秀幸副社長は「3Dは、パソコンの重要な機能に成長することが見込まれる。また、日本の消費者は映像を作る機能に敏感。3Dカメラを、昨年登場した『ウィンドウズ7』に続く起爆剤にしたい」と意気込む。

東芝が7月下旬に発売するのは、3D画像の再生に対応したのノートパソコン「ダイナブックTX/98MBL」。3Dの映画などが楽しめるほか、3Dゲームもでき、「パソコンの重要な機能として、幅広く3Dを提案していきたい」としている。

「ダイナブックTX/98MBL」は、主力のダイナブックシリーズの上位機種として投入する。15.6型のワイドLED(発光ダイオード)液晶を採用し、HDD(ハードディスクドライブ)容量は640ギガバイトで、メモリー容量は4ギガバイト。

3D機能としては映画館などでも使用されている「アクティブシャッター方式」を用いており、高画質の立体映像を視聴できるとしている。

市場想定価格は、専用眼鏡などのセットで25万円前後を見込んでいる。東芝では「今後もパソコンの重要な機能の一つとして、3D対応機のラインアップを強化したい」(広報室)としている。
 
一方、パナソニックが発売するパソコンには、画面を指で触って操作するタッチパネル機能もある。180度回転画面は、セールスで商品を紹介するケースなどでの活用を想定している。

NECが24日に発売する「バリュースターN VN790/BS」(想定価格22万円)は、富士フイルムの3D対応デジタルカメラで撮影した写真を表示するソフトを搭載した。従来方式で撮影した写真やDVDソフトも擬似的に立体化できる。

いずれのパソコンも3Dの映画を視聴できるが、パソコンはテレビと違って自作の映像を加工しやすい特徴がある。各社とも、ここにポイントを置いているようだ。

各社が意識せざるを得ないのはアイパッドだ。調査会社のBCNによると、日本国内ノートパソコン市場のアップル製品のシェアは、4月は3・5%だったが、アイパッド発売を受けた5月は11・5%と大きく伸びた。

「(アイパッドに)市場を席巻されるとは思わない。特徴あるものを出せば受け入れられる」(富士通の佐相氏)と各メーカーともに強気の姿勢を崩さないが、「高齢者にも使い勝手の良いアイパッドは、パソコン市場のすそ野を拡大させる可能性がある」(BCNの道越一郎アナリスト)との見方も強い。3Dでどこまで消費者にアピールできるか、動向が注目される。

日本語ニュースチーム news@ajnews.co.kr


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