世界最大級のモバイル関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が26日(現地時間)から4日間スペインのバルセロナで開かれる。主催側である世界移動通信事業者連合会(GSMA)は今年、MWCのメインテーマを「Future First」に決めた。新しく革新的な技術がより良い未来を私たち皆に提示できることを象徴したという。
米国消費者家電展示会(CES)やドイツ国際家電博覧会(IFA)と共に世界3大情報技術(IT)博覧会に挙げられるMWCは、これまで通信・モバイル関連事案を主に話題に上げており、最新スマートフォンと次世代移動通信関連技術を主に披露してきた。しかし次第に人工知能(AI)・クラウド・ロボットなどの最新技術が通信・モバイルなどと融合し、主要話題として議論され、技術間の境界がなくなっている。これはCES・IFA でも同じ傾向にある。
今回のMWCも同じだ。昨年から生成AIが大勢に浮上し、今年からは関連市場の成長傾向が本格化すると予想されることから、多様な業者がAI関連のアジェンダを活用している。
特に中国のファーウェイは、第6世代移動通信(6G)をはじめとする5G以降の次世代通信網を適用した事例と、これを具現する多様なソリューションを紹介する。シャオミはオンデバイスAIスマートフォンを軸に、同社の多様なディバイスが自社の運営体制(OS)を通じて連結される生態系に対するビジョンを展開する。
GSMAによると、今年のMWCには2400社余りの企業が参加し、9万人を超える観覧客が訪問する見通しだ。このうち、韓国企業は計165社で、昨年より35社増えた。サムスン電子、SKテレコム、KTをはじめとする韓国のスタートアップも多く参加し、グローバル市場攻略に乗り出す。またSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長やサムスン電子の盧泰文(ノ・テムン)社長社長、KTの金永燮(キム・ヨンソプ)代表らも会場を訪れ、海外業者と事業関連の議論を行う予定だ。
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