尹大統領、チェコ訪問…「原発受注と共に両国の戦略的協力を全面的に強化」

사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が19日、チェコを訪問し、韓・チェコの『原発同盟』構築に向けた戦略的協力を拡大することにした。

尹大統領は19日(現地時間)、チェコのプラハに到着し、ペトル・パヴェル大統領と首脳会談を行った。両首脳は会談直後の共同記者会見で「両国が来年『国交正常化35周年』と『戦略的パートナー関係樹立10周年』を迎え、政治・経済・文化・科学技術・外交安保・国防・防衛など諸分野の協力を全面的に強化していくことにした」と明らかにした。

これに先立ちチェコ政府は去る7月、24兆ウォン規模のドコバニ原発新規建設事業の優先交渉対象者に韓国水力原子力を選定した。韓国企業の韓国型原発輸出は、2009年のアラブ首長国連邦(UAE)のバラカ原発以来、15年ぶりのことだ。尹大統領は今回の歴訪を通じて韓水原など「チームコリア」の事業受注を確定し、両国関係をアップグレードする方針だ。

また両国は今回の首脳会談を契機に『ウクライナ再建協力了解覚書(MOU)』も締結した。尹大統領は「ウクライナの分野別再建事業参加を希望する両国企業が事業情報共有、プロジェクト共同開発、投資共同誘致などの具体的な協力を推進できるよう、両国政府が積極的に支援していくことにした」と説明した。

さらに両首脳は北朝鮮の核・ミサイル問題の深化とウクライナ戦争の長期化など国際安保懸案に対する共助も議論した。

まず北朝鮮については「北朝鮮が平和と安定を害する無謀で非常識な挑発を通じて得られるものは何もなく、安保理決議に違反する露北不法軍事協力が国際平和と安保に対する重大な脅威であることを再確認した」と強調した。

両首脳は「国際社会がこうした脅威に対して断固として一貫したメッセージを発信し、安保理の対北朝鮮制裁が徹底的に履行されるよう両国が緊密に協力していくことにした」と伝えた。

ウクライナ戦況については「強力な連帯と支持を土台にウクライナ国民が平和と日常を取り戻せるよう実効的な支援方案を共に講じていくことにした」と付け加えた。

20日には尹大統領が『韓国・チェコビジネスフォーラム』に出席する。経済使節団として同行した李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長、崔泰源(チェ・テウォン)大韓商工会議所会長(SKグループ会長)、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代(ヒョンデ)自動車グループ会長、具光謨(ク・グァンモ)LGグループ会長の4大グループのトップが総出動し、両国の経済協力強化を支援する予定だ。

この他に尹大統領はプラハ近隣のプルゼニ市を訪れ、原発関連企業を視察する。またピエール首相と会談および業務昼食、チェコの上・下院議長それぞれ接見、同胞晩餐懇談会などに参加した後、21日帰国の途につく。

 
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