10周年を迎えた東大門DDP···今年下半期の累積訪問者数「1億人突破」の見通し

Tòa nhà Dongdaemun Design Plaza tọa lạc tại Eulji-ro Jung-gu Seoul ẢnhDDP
[写真=ソウルデザイン財団]

2014年3月に開館し、今年で10年を迎えるソウル中区東大門デザインプラザ(DDP)が昨年、過去最大の収入と最多訪問客を達成した中、今年下半期の累積訪問者数が1億人に達する見込みだ。

ソウルデザイン財団は、DDPがソウルを代表する展示イベント施設として位置づけられ、ソウルのランドマークになったと評価した。

昨年のDDPの総収入は166億ウォンを記録し、このうち64%の107億ウォンが貸館収入である。次いで賃貸が37億ウォン、駐車が17億ウォン、その他5億ウォンなどの順だった。稼働率は74%に達し、施設補修期間や休日などを除けばフル稼働されたわけだ。

2019年末から始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックはDDPも避けられなかった。しかし、DDPは徹底した防疫と災害に備えたシステム運営でパンデミックの影響を克服し、昨年は1300万人を超える歴代最大の訪問客を迎えた。また、166億ウォンという歴代最高の売上を上げ、財政自立度も105.9%を達成した。

財団は、ソウルの代表的なコンベンションセンターである江南(カンナム)COEXの稼働率が75%に達するだけに、開館10年目を迎えたDDPが韓国の貸館施設の中で最高水準の稼働率を記録したことであると説明した。
 
Sự kiện Seoul light và đếm ngược đến năm mới năm 2023 tại DDP ẢnhDDP
[写真=ソウルデザイン財団]

財団によると、昨年、DDP訪問客が開館以来最大の1375万人に達しのは、秋や冬のシーズンごとに開かれるメディアアートフェスティバル「ソウルライト」の効果が大きく影響した。実際、毎年秋と冬に行われる『ソウルライト』と年末のカウントダウンは、DDPの代表的なイベントとして定着した。初年度に100万人以上が訪れたソウルライトは、毎年世界的な作家の作品を222MのDDP外壁に試演し、好評を得た。その結果、「レッドドット・デザイン賞2023」と「2023 IDEAデザインアワード」で本賞を受賞したりもした。また開館初年度に700万人が訪問し、2015年には『ニューヨークタイムズ』が発表した「52 Places to Go in 2024(2024年に行くべき52カ所)」に選定された。
 
Đạo diễn Tim Burton và buổi triển lãm được tổ chức tại DDP ẢnhDDP
[写真=ソウルデザイン財団]

一方、2007年から7年間の造成過程を経て2014年3月21日に開館したDDPは、韓国の近代史を象徴する空間だった東大門運動場を撤去して建設され。当時、世界的な建築家ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)氏の設計と韓国の最先端建設施工技術(BIM)の結合で大きな話題を集めた。22年にDDPで展示会を開いたティム・バートン監督は「尊敬するザハ・ハディッドさんの建築作品である場所で展示したい願いを叶え、大変光栄に思う」と語ったりもした。

特に今年は「ソウルグッズ」を披露してきた『DDPデザインストア』で、韓国最高のデザイナーと協業し開発した10周年記念グッズ商品を販売する予定だ。また、DDPの外部を飾っている45,133個の銀色のアルミパネルをNFTで作るプロジェクトも進めている。

財団のイ・ギョンドン代表理事は、ソウルのランドマークとして位置づけられたDDPについて「開館以来、市民がなかなか経験しにくい『文化的な楽しみ』を与えるために努力してきた」とし「今後もDDPは世界の市民にハイクオリティでユニークなコンテンツを持続的に披露していく」と明らかにした。
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