2026. 10. 28 (水)

ソウル・江南「九龍村」火災、夜を徹した消火活動で鎮火…住民100人超が避難

 화재가 발생한 서울 강남구 구룡마을에서 소방관들이 화재를 진압하고 있다사진연합뉴스
[写真=聯合ニュース]

ソウル市江南(カンナム)区の敷地内に密集する無許可のバラック街「九龍村(クリョンマウル)」で発生した大規模な火災は、丸一日近くに及ぶ徹夜の消火活動の末、28日未明にようやく鎮火した。

ソウル消防当局によると、同日午前4時39分ごろ、前日午後の出火から約13時間を経て完全鎮火(完鎮)が宣言され、発令されていた対応1段階も解除された。この火災により、30代の女性1人が足に軽い負傷を負ったものの、現時点で他の人的被害は確認されていない。

火の手が上がったのは前日(27日)午後3時50分ごろ、村の第2地区にある仮設建物だった。消防当局はただちに対応1段階を発令したのち、延焼の危険を受けわずか30分後の同4時29分に対応2段階へと格上げし、総力戦で鎮火にあたった。

しかし、現場の特殊な環境が消火を困難にさせた。消防関係者は「人員232人、ヘリコプター6機を含む装備110台を投入したものの、日没による視界の悪化に加え、水源の不足、さらには強風が重なり、初期鎮火と延焼阻止に極めて苦戦した」と当時の緊迫した状況を語る。

火災の勢いに押され、住民39人が自力で避難。第1・2・3地区に居住する77世帯107人が被害を受けたことが確認され、江南区は近隣の学校(開浦中・九龍中)の体育館などに臨時の避難所を設置して対応に追われている。

今回再び大規模な火災に見舞われた九龍村は、ソウルが急速な経済成長と五輪開催に向かって突き進んでいた1970年代から80年代にかけて、開発の過程で立ち退きを迫られた都市貧困層や撤去民らが流れ着き、形成された歴史的背景を持つ。サッカー場約40個分の広大な敷地に8つの地区が入り組む、首都ソウルに残された最大級の「最後のスラム街」だ。

構造的な脆弱性は火災のたびに指摘されてきた。可燃性の高い資材で建てられたバラック家屋が狭い空間に密集しているため、ひとたび火がつけば瞬く間に周辺へと燃え広がる。さらに、道幅が極めて狭く、消火活動の命綱である消防車の進入すら困難を極める悪条件を抱えている。村のあちこちにプロパンガス(LPG)のボンベや老朽化した電気配線が複雑に絡み合っていることも、消防士の命を危険にさらす大きな要因となっている。

記憶に新しいところでは、今年1月16日にも第4地区で発生した火災が第5・6地区へと燃え広がり、住民258人が避難を余儀なくされる事態となったばかりだ。度重なる火災や安全上のリスクが露呈しているにもかかわらず、抜本的な開発・移住計画は利害関係の対立などから難航を極めてきた。


 
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