[米中首脳会談を読む] ロシアとEUは「張り子の虎」と化したのか
2026年5月の北京には、どこか張りつめた空気が漂っている。ドナルド・トランプ米大統領が中国訪問日程を終えて北京を離れるや否や、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が間髪を入れずに訪中するとの報道が伝わった。表面的には見慣れた光景にも映る。プーチン大統領の訪中はこれまでも繰り返されてきたし、中露首脳会談も珍しい出来事ではない。だが、今回は様相が異なる。トランプ大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談直後、休む間もなくプーチン大統領が北京へ向かうという事実には、ロシア側の切迫感がにじむ。国際政治
2026-05-16 11:41:24