サムスン李在鎔副会長の「運命の日」・・・実刑か執行猶予か

[写真=聯合ニュース]


18日、ソウル高裁はサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長に対する差し戻し審の判決公判午後2時から開かれる。

先立って李副会長は、経営権継承のため、朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領と崔順実(チェ・スンシル)氏(改名前の本名:チェ・ソウォン)に賄賂を贈ったとして起訴され、一審で懲役5年、二審では懲役2年6月が言い渡された。

パク・ヨンス特別検査チームは、李副会長が賄賂298億ウォンを渡したとみて、2017年2月に起訴した。

しかし、1審は全体賄賂額のうち、崔氏の娘であるチョン・ユラ氏の乗馬支援費72億ウォンと韓国冬季スポーツ英才センターへの後援額16億ウォンなど、計89億ウォンを賄賂と見て懲役5年を言い渡した。

また、2審は1審が認めた賄賂額のうち、36億ウォンだけを有罪として認めた。李副会長は懲役2年6ヵ月、執行猶予4年を言い渡されて釈放された。

最高裁の判断は異なった。2019年8月、最高裁判所全員合議体は、控訴審が無罪となったチョン氏の購入費34億ウォンと冬季スポーツ英才センター後援16億ウォンなど、約50億ウォンを有罪と見なければならないとし、2審で事件を再び審理するよう破棄差し戻しの決定を下した。


 
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