2026. 06. 29 (月)

メモリ価格高騰は自業自得···マイクロンも指摘するアップルの『ビッグテックの横暴』

  • 主要ラインナップが次々と値上げ···マックブックプロ、60万円上昇

  • マイクロンCBO「過去に過剰な価格引き下げを要求してきた」

26日にソウル市内のアップル製品販売店に価格引き上げのお知らせが掲示されている。写真=聯合ニュース
26日にソウル市内のアップル製品販売店に価格引き上げのお知らせが掲示されている。 [写真=聯合ニュース]


アップルは人工知能(AI)によるメモリ価格の急騰を理由に製品価格の引き上げを予告したが、グローバルメモリ半導体業界は「現在の供給不足は他ならぬアップルの長年の横暴によるもの」と反論した。強力な購買力を背景にメモリメーカーを圧迫してきたアメリカのビッグテックの異常な購買慣行が、結局ブーメランとなって返ってきたという批判である。

28日、外信と業界によると、アップルは最近、主要部品の原価上昇圧力を理由に、マックブックやアイパッドなどの主要ラインナップの出荷価格を突然引き上げた。マックブックの価格は最大300ドル、アイパッドは200ドルまで急激に上昇した。国内市場への影響はさらに大きい。マックブックプロとエアはそれぞれ60万円、40万円上昇した。コストパフォーマンスを武器にしていた普及型モデルの「マックブックネオ」までもが20万円上昇し、発売から数ヶ月で「100万円の壁」を超えた。

市場では、AIデータセンターへの投資急増によりDRAMやNANDフラッシュなどのメモリ価格が急騰したことが表面的な原因とされている。これまで圧倒的な購買力で価格交渉の優位を占めていたが、次世代半導体の需要が制御不能に爆発し、ついに出荷価格引き上げというカードを切ったのである。

しかし、メモリ業界の関係者は「数年前から予見されていたAI転換期において、徹底的に自らの利益のために部品供給網を圧迫してきたアップルが、供給不足が発生すると責任を転嫁している」と語った。

スミット・サダナマイクロン最高事業責任者(CBO)は最近のインタビューで「一部の大手顧客が長年にわたりメモリメーカーに過剰な価格引き下げを要求してきた」と述べ、「その結果、製造業者が十分な生産投資を行えず、これが現在の極度の供給不足を招いた原因である」と厳しく批判した。

サダナCBOは特定の企業名を直接挙げなかったが、市場の目は一斉に一つの方向に向かった。アメリカのIT専門メディアは、同発言が事実上アップルの攻撃的な部品調達戦略を狙ったものであると分析した。アップルが膨大な量を武器に協力企業間に無限競争を誘導し、マージンを極端に削減した結果、半導体メーカーが未来のための設備投資(CAPEX)余力を失ったという指摘である。

実際、アップルの一方的な供給網の混乱は昨日今日のことではない。2010年、グローバルモバイル・IT市場の絶対的強者であったアップルは、圧倒的な購買力を武器にサムスン電子、SKハイニックス、マイクロンなどの主要供給者に徹底的に自分たちに有利な条件での大規模先行注文を誘導した。

しかし、その後アップルの実際の購入量が期待を下回り、その年の上半期に高騰したDRAM価格は瞬く間に40%以上暴落した。このため、メモリ業界全体が深刻な収益性悪化に直面した。さらには、当時の日本の最後のDRAMメーカーであったエルピーダが最終的に破産に至る決定的なきっかけともなった。

業界関係者は「過去とは異なり、今はメモリメーカーが供給主導権を握る時代である」とし、「供給網の制御力を失い、事態が不利になったため、供給者を圧迫して利益を守っていたアップルが、最終的に消費者にコストを転嫁し『他人のせい』にしている」と指摘した。





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