2026. 05. 30 (土)

アンソロピック、企業価値1444兆円…世界最高のAIスタートアップに

写真=ロイター、聯合ニュース
[写真=ロイター、聯合ニュース]


アンソロピックは650億ドル規模のシリーズH投資を完了し、企業価値9650億ドル(約1444兆円)を記録した。これにより、オープンAIを抜いて世界最高のAIスタートアップとなった。
 
29日、IT業界によると、エルティミターキャピタル主導のもと、ドラゴニア、グリノックス、セコイアキャピタルなどが共同参加した今回のラウンドは、テクノロジースタートアップ史上最大規模のプライベートファンディングの一つとされている。オープンAIの最近の企業価値は7300億ドルであり、アンソロピックは約32%の差をつけた。業界では、今回のラウンドがアンソロピックのIPO前最後のプレIPO(上場前)ファンディングになる可能性が高いと見られている。
 
アンソロピックは同日、最新のフラッグシップモデル「クラウドオーパス4.8」も発表した。オーパス4.7の発売から41日後の迅速なアップグレードであり、エージェンティックコーディング、金融分析、推論分野のベンチマーク性能が向上した。価格は従来と同じで、ファストモード(2.5倍の速度)は前モデルに比べて3倍安くなった。また、クラウドコードには複数のサブエージェントを並行実行する「ダイナミックワークフロー」機能も追加された。
 
バイトダンス、AIインフラ投資最大700億ドルを検討
 
バイトダンスは今年、データセンターとAIインフラの構築に最大700億ドルの設備投資を検討しているとブルームバーグが報じた。これは昨年の執行額約250億ドルの2.8倍に達する水準である。バイトダンスは2025年の純利益約500億ドルを財源として、かなりの部分を賄う計画であるとされている。アマゾン(年間キャパックス1300億ドル以上)、アルファベット(1850億ドル)には及ばないが、テンセント(120億ドル)、アリババ(190億ドル)などの中国競合と比較すると圧倒的な水準であり、バイトダンスのグローバルAI覇権への挑戦意欲を示す分析がなされている。自社のAIアシスタント「ドウバオ」の月間アクティブユーザー(MAU)は、今年3月時点で3億4500万人に達した。
 
オープンAI、4兆円規模の企業AIコンサルティング子会社設立
 
オープンAIは11日、TPG、ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、ベインキャピタル、キャップジェミニなど19社から40億ドル以上を調達し、独立子会社「オープンAIデプロイメントカンパニー」(DeployCo)を設立した。現場配備エンジニア(FDE)を企業内部に直接派遣し、AIシステムを構築・運営するパランティア式モデルを採用した。オープンAIの企業API市場シェアは2023年に約50%から2025年中頃には25%程度に落ち込む見通しであり、これに対抗するための布石と見られている。デロイト、PwC、KPMGなどの4大監査法人のうち3社がアンソロピックのクラウドを全社プラットフォームに搭載し、アンソロピックとの供給網を強化したことに対抗する構図である。




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