2026. 05. 31 (日)

超過利益分配論争に関する金英勲労働長官の発言

  • SNSを通じて「政府の問題意識・社会的対話の本質を誤解」と反論

金英勲雇用労働部長官が27日、政府世宗庁舎で記者団と茶談会を行っている。写真=雇用労働部
金英勲雇用労働部長官が27日、政府世宗庁舎で記者団と茶談会を行っている。 [写真=雇用労働部]
金英勲雇用労働部長官は28日、「政府が大企業の利益を奪って分配しようとしているのではないかという誤解がある」と述べ、「政府は企業の正当な利益に強制的に関与する権限も考えもない」と明らかにした。

金長官はこの日、自身のSNSを通じて大企業の超過利益分配に関する論争について、「政府の問題意識と社会的対話の本質を誤解している」と言及した。

前日、金長官は記者たちとの会合で、大企業の超過利益をどのように再分配するかについて社会的な議論が必要だと述べた。金長官は「来週、労働部が主催する緊急討論会を開く考えだ」とし、「大企業の超過利益をどのように社会的に再分配するかについての『韓国型社会連帯賃金』を模索する試論を開きたい」と強調した。

続けて、「今日のサムスン電子の成功は、労使の献身的な努力と国家及び地域社会の支援が合わさって実現した」とし、「その再分配も社会的に行われるべきだということに同意するなら、その解決策は社会的対話を通じて行われるべきだ」と付け加えた。

しかし、これに対して政府の過度な介入という指摘が出ている。国民の力はこの日、崔保允中央選対委員会広報団長の論評を通じて、「自由市場経済の基盤を揺るがす危険な国家介入の発想」とし、「世界のどの国にも政府が特定企業の利益のどこまでを『正常利益』、どこからを『超過利益』と定義して社会的に分配するという発想は見当たらない」と懸念を示した。

金長官は「サムスン電子の労使の賃金協約が終了したが、我々の社会に投げかけられた課題は重い」とし、「人工知能(AI)大転換の時代に、伝統的な文法を超えた利益を巡る成果配分の公正性、労使・労労・株主間の対立、資本市場リスクなど様々な声が寄せられた。それだけ国民の関心が高かったということだ」と見込んだ。

また、「その本質は『共に良く生きる道』に対する我々の社会の切実な問いだと見ることができる。私はその解法が社会的対話にあると考えている」とし、「国民の多様な声を聞き、問題を共感し、共に代案を見つけ、問題を解決しようとすることが私が緊急討論会を提案した理由だ」と説明した。

彼は「ますます広がる労働者間の格差をただ見ているわけにはいかないというのが主権者である国民の意思だと思う」とし、「元請けと下請けの共生を通じて共に成長できる社会を作るために、労使政が知恵を集めるべき時だ。疲れを知らない情熱で傾聴し、対話する」と強調した。

金長官は「労働者のいない企業はなく、会社が潰れるために作られた労働組合もない」とし、「結局、我々は共に生きなければならない」と付け加えた。



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