2026. 05. 31 (日)

金正官産業通商部長官「輸出9000億ドル超え『輸出5強』達成の可能性」

  • 記者団との懇談会「半導体を除いても輸出増加…中小企業・消費財に期待」

金正官産業通商部長官が27日、世宗で記者団との懇談会を行っている。写真=産業通商部
金正官産業通商部長官が27日、世宗で記者団との懇談会を行っている。 [写真=産業通商部]
金正官産業通商部長官は、今年の輸出見通しについて「慎重に9000億ドルを超える可能性があると見ている」と述べた。ドイツとのカナダ潜水艦受注戦については慎重な姿勢を示した。

金長官は27日、世宗で記者団との懇談会を開き、輸出について「半導体の輸出は130%以上増加し、これを除いても約15%増加した」とし、「輸出5強入りの可能性があると考えている」と明らかにした。

政府は今年初めに年間輸出目標額を7400億ドルに設定した。これは、昨年の輸出額(7093億ドル)に対して4.3%の増加を見込んだものである。しかし、最近、国策研究機関である産業研究院は、グローバルな人工知能(AI)向け需要による半導体価格の上昇により、今年の輸出額が9244億ドルに達するとの見通しを示した。

これに関連して金長官は「大企業に偏っているが、中小企業の輸出も約10%増加した。非常に鼓舞されることだ」と述べ、「中小企業が持つ消費財を中心に進出できる市場が多いと考えている」と言及した。

続けて「中国とインドを見ているが、『世界は広く、輸出先は多い』という精神で取り組む。下半期を期待してほしい」と付け加えた。

ドイツとのカナダ潜水艦受注戦については「私たちは張保皐艦という実体があるが、ドイツは現在設計中である」とし、「潜水艦の価格と仕様はすべてドイツよりも先行しており、現代自動車とハンファなどが共同で準備した産業協力パッケージも整った」と説明した。

さらに「カナダは北大西洋条約機構(NATO)加盟国であり、古い友人であるため、不安な点がある」とし、「12隻の潜水艦のうち、韓国とドイツが半分ずつ建造するという話も聞いた。しかし、李舜臣将軍の12隻に合わせてやってみたい」と強調した。

前日、賃金協約を締結したサムスン電子の労使については「今回の機会がサムスン電子にとって薬になるのか毒になるのか、岐路に立っていると感じる」とし、「今の時期が踏み台になるように、内部の構成員がうまく作ってほしいという願いがある」と述べた。

原発輸出や対米投資1号プロジェクトについては言葉を控えた。金長官は「原発は複数の国と接触しているが、まだ進行中の状況なので早い感がある」とし、「対米投資プロジェクトは交渉初期よりも建設的な方向で議論を進めている。商業性の合理性を見て分析するため、期限を定めるのは難しい」と述べた。

金長官が就任後、重点事業として進めている製造AI転換(M.AX)については「工程分野や製造商品、産業団地など11の分科を基にした『ベスト11』が構成されたと考えている」とし、「ただし、現在は攻撃手が半導体1つだけなので、下半期には2、3のキープレイヤーを作りたい」と強調した。

また、前日現場訪問を行った聖心堂を挙げ、「聖心堂のようなM.AXを活用する点が多く見られるべきだ。点で整備されたデータが線と面に広がるべきだ」とし、「AIファクトリーが広がる過程において政府の支援も必要だが、自発的な企業の活用も必要である。巨大モデルでなくても、製造分野の競争力は高められる」と指摘した。

M.AXなどによる労働市場への影響が懸念されることについては「人口構造の変化により、次世代をつなげられない状況が迫っている。人を代替するのではなく、競争力を持続することが重要である」とし、「若者のために人は別の仕事をするように、政府が再教育を行う必要がある時期だ」と見通した。



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