2026. 05. 24 (日)

サムスン電子、2026年賃金交渉暫定合意案投票初日···非メモリ部門の反発とDX部門の加入ラッシュで「不承認」集結の動きも

  • ファウンドリ・システムLSI「同一部門内の格差が深刻」不満を表明

  • モバイル・家電などDX部門の従業員、1日で9000人以上が組合加入

写真=聯合ニュース
[写真=聯合ニュース]

サムスン電子の労働組合は「2026年賃金交渉暫定合意案」に関する組合員の賛否投票を22日に開始する。各事業部間の報酬格差と公平性の問題が浮上し、半導体(DS)部門内の非メモリ事業部と完成品(DX)部門を中心に暫定合意案に対する「不承認」の動きが急速に広がっている。

サムスン電子労働組合共同闘争本部はこの日午後2時から27日午前10時までの6日間、全組合員を対象に電子投票を実施する。今回の合意案は、議決権を持つ組合員の過半数が参加し、過半数が賛成すれば最終的に可決され法的効力を持つ。

今回の投票対象者はサムスン電子の全従業員約13万人のうち、9万人以上の組合員である。もし過半数の賛成を得られなければ合意案は不承認となり、労使は初めから再交渉のテーブルに戻る必要がある。

労働組合の指導部は、組合員の70%以上が半導体(DS)部門に所属しているため、暫定合意案が可決される可能性が高いと予測している。暫定合意案によれば、サムスン電子が今年の営業利益300兆ウォンを達成した場合、メモリ事業部は1人当たり最大6億ウォンの成果給を受け取ることができると見込まれている。

しかし、内部の反対の動きも無視できない。特にDS部門内のファウンドリやシステムLSIなどは「同一部門内の格差があまりにも大きい」との疎外感と不満が噴出している。DS部門の共通資源配分率(40%)に基づき約1億6000万ウォンの成果給を受け取ると見込まれるが、メモリ事業部との格差が数億ウォン以上に達するためである。

この日の本格的な投票を前に、非メモリ事業部の組合員を中心に「[サムスン電子] DS部門暫定合意案無条件不承認」という匿名オープンチャットルームが開設されてから1時間も経たないうちに1000人以上が参加している。

モバイルや家電などを担当するDX(デバイス体験)部門を中心に暫定合意案拒否の動きが強まっている。20日現在で3000人程度だったDX部門の組合員数は、21日午後2時を境に1万人を突破した。わずか1日の間に約9000人のDX部門の従業員が新たに組合に加入したのである。これについて一部では、DX部門が疎外された今回の合意案に対して強力な「反対票」を行使するために従業員が大挙結集したと解釈されている。

チェ・スンホ共同闘争本部委員長は前日、「今回の合意案が組合員の皆さんの期待に応えられない部分があるかもしれない」とし、「暫定合意案の投票結果を組合員が与えた超企業労働組合の成績表とする」と述べた。

もし賛成率が過半に達せず合意案が不承認となった場合、後続の波紋が広がる見込みである。しばらく保留されていた総ストライキの火種が再び燻り、サムスン電子の労使は新たな渦に直面することが予想される。




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