![[写真=大韓電線]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/10/20250410155601221742.jpg)
大韓電線は南アフリカ共和国の生産法人であるM-TECが約520億ウォン規模の電力網供給プロジェクトを受注したと10日、明らかにした。
今回のプロジェクトは現地国営電力公社であるEskomが発注したが、中低圧(MV/LV)ケーブルと架空線などを供給する事業だ。
最近、南アフリカ共和国は慢性的な電力難に苦しんでいる。 これに対し、Eskomは古い電力設備を交替し、送電効率を高めるための長期計画を樹立し、今後5年間投資を持続する計画だ。 M-TECは今回の受注を基に、Eskomの中長期プロジェクト入札にも参加すると明らかにした。
大韓電線は先月、唐津(タンジン)ケーブル工場で、Sindswa N. MQUQU駐韓南アフリカ大使に会い、南アフリカ共和国内の事業拡大と協力案について話し合った。
M-TECは大韓電線が2000年に設立した合弁法人で、約350人の職員が勤めている。 昨年の売上高が2023年対比33%増えた1235億ウォン、営業利益は同期間2倍以上増えた88億ウォンを記録した。
大韓電線関係者は“南アフリカ共和国は高い水準の金融および産業インフラが構築されたアフリカ最大経済大国であり、最近、電力およびインフラ投資が活発になっている”とし、“M-TECは現地生産基盤と多年間の受注実績、現地ネットワークを通じ、アフリカ全域を網羅する電力インフラ供給拠点に跳躍する”と述べた。
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