![[写真=LG電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/27/20250327140344717380.jpg)
LG電子のチョ·ジュワン代表がマイクロソフト(MS)のサティア·ナデラ(Satya Nadella)最高経営者(CEO)と人工知能(AI)分野の協業を議論した。
チョ代表は26日、SNSを通じて“今日、サティア·ナデラCEOと両社が共有するビジョンを再確認し、戦略的パートナーシップの持続的な成長について議論した”とし、“AIエージェント共同開発に対する進行状況アップデート、データセンター協業、インドでLGの新しい旅程という3つの主要側面に焦点を合わせた”と明らかにした。
両社はLG電子の移動型AIホームハブ「AIエージェント」の開発および高度化に協力するという計画を立てた。 これまで個別製品単位で行ってきたAI関連パートナーシップを「総体的経験の具現」のためにAIホームからモビリティ、コマーシャルなどに範囲を拡張するという趣旨だ。
また、LG電子はMSが構築する次世代AIデータセンターに必須技術である熱管理、チラーなどでも協業することにした。
今回の会談はナデラCEOがソウルで開かれた「マイクロソフトAIツアー・イン・ソウル」参加のための訪韓に合わせて推進された。
会談には、LGエネルギーソリューションのキム·ドンミョン代表とLG CNSのヒョン·シンギュン代表も同席した。 この席でLG側はAIデータセンター協業と関連し、LGエネルギーソリューションのバッテリーソリューションとLG CNSのデータセンター設計・運営力量などを結合した「ワンLGソリューション統合パートナーシップ」を提案したと伝えられた。
チョ代表は“(LG電子は)MSのデータセンターに冷却ソリューションを提供することで合意した”とし、“ビルエネルギー管理機能とLGエネルギーソリューションの無停電電源供給装置、LG CNSの卓越した運営優秀性などを含む広範囲な可能性についても議論した”と伝えた。
AIエージェントに対しては“今日、AzureオープンAIおよびビンサーチで駆動されるLG Q9を紹介した”とし、“このパートナーシップを通じてAIが労働ゼロホームを実現するのにさらに近づくことができるだろう”と付け加えた。
この他にもチョ代表はナデラCEOとLG電子が推進中のインド法人の現地上場計画とビジョンを共有した。 インドはLG電子が企業公開(IPO)に乗り出した地域で、最近、インド証券取引委員会(SEBI)からLG電子・インド法人のIPO計画を予備承認された状態だ。
チョ代表は“インドで国民ブランドとして成長段階にあるLG電子のイニシアチブについて議論する機会を持った”とし、“特に、インドの拡張インフラと優れた研究開発(R&D)人材を活用し、AIなど未来技術を開発することに焦点を合わせたマイクロソフトとの潜在的な協業プロジェクトについて話した”と明らかにした。
一方、チョ代表とナデラCEOは昨年5月、米シアトルのマイクロソフト本社で開かれたMS CEOサミット以後、出会いを続けている。
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