![[写真=HD現代]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/07/20250307175209486806.jpg)
HD現代のチョン·ギソン首席副会長が米国を訪問し、パランティア(Palantir Technologies Inc)のAlexander Caedmon Karp代表と人工知能(AI)造船所プロジェクトについて話し合った。
7日、HD現代によると、チョン首席副会長は6日(現地時間)、米ワシントンDCのパランティア事務所で、 Karp代表と会談した。 米国の防衛産業AI企業であるパランティアは、米国防総省、陸軍、海軍などを主な顧客にしている。
両社の代表は、現在進行中のAI造船所プロジェクトの進行状況を共有した。 また、今後の防衛産業分野で両社が協力できる案について議論した。
チョン首席副会長とKarpプ代表は今後、AI基盤の防衛産業ソリューションが各国の国家安保戦略に重要な要素になるだろうという点に共感を形成したという。
HD現代は2021年からパランティアと共に、FOS(造船所の未来)プロジェクトを推進している。 FOSはデータ、仮想増強現実、ロボティクス、自動化、AIなどデジタル技術が具現された未来型先端造船所をいう。
HD現代は2030年までにFOSプロジェクトの最終段階である「知能型自律運営造船所」構築を完了するという計画だ。 このため、船舶建造の生産性が30%向上し、建造期間も30%短縮されるものと期待している。 両社はまた、昨年9月から無人水上艇(USV)「テネブリス(TENEBRIS)」を共同開発している。
この席で、Karp代表はチョン首席副会長に自身の著書「技術共和国」(The Technological Republic)を伝達したりもした。 Karp代表はこの本に米国シリコンバレーが国家安保のための技術開発という本来の目標を失ったという批判とともに、パランティアの哲学、技術産業の方向性に対する見解を盛り込んだ。
HD現代関係者は“チョン首席副会長はその後、10日から米テキサス州ヒューストンで開かれる世界最大のエネルギーイベント「CERAウィーク」に参加する予定”と述べた。
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