![[写真=LGユープラス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/04/20250304134553927336.jpg)
LGユープラスが自社の人工知能(AI)エージェントサービス「ixi-O」にグーグルクラウドAIモデル「Gemini」を活用し、グローバル進出を試みると4日、明らかにした。
LGユープラスとグーグル、グーグルクラウドは3日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開かれたモバイルワールドコングレス(MWC)2025の現場で、AI競争力強化に向けた全方位協力案を発表した。
今回の協力で、LGユープラスはグーグルクラウドとAIモデルのGeminiを活用し、自社AIサービスのixi-Oの機能を拡大する。 ixi-Oは、Geminiを活用して通話の脈絡を精巧に分析し、状況に合わせた通話内容の要約と推薦行動提案など機能を高度化する。
ixi-Oはグーグルクラウドの「Vertex AI」サービスを活用し、今後、通話内容と関連した事物や状況、場所などをすぐに検索できるサービスも導入する計画だ。 検索品質を高めるためにixi-Oは「グーグル検索でグラウンディング(Grounding with Google Search」機能導入も検討中だ。
この他にもLGユープラスはグーグルクラウドが提供するAI技術を活用し、ixi-Oのサービス領域を拡大していく方針だ。 マルチモーダルAIをはじめ、グーグルクラウドの生成AIなどを活用して多様なAIサービスを開発し、ixi-Oに適用するという戦略だ。
また、両社はixi-Oのグローバル進出も共同で打診する。 AI分野の全方位的協業で、ixi-Oの既存機能である通話録音、要約、ボイスフィッシング防止などサービス品質向上はもちろん、使用者を理解しオーダーメード型行動を提案する「Actionalble AI」に跳躍する方針だ。
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