大韓電線がグローバル市場で大規模受注を相次いで達成している。
大韓電線はシンガポール電力庁と230㎸超高圧電力網供給プロジェクト契約を締結したと11日、公示した。 契約金額は1410億6705万ウォンで、これは2023年の売上対比4.96%に該当する規模だ。
今回のプロジェクトは、230㎸級の超高圧電力網を構築するフルターンキー(全体製造過程を一社が担当する方式)事業だ。 大韓電線は230㎸ OF(Oil-Filled)ケーブルと電力機器など関連資材の生産と布設、接続、試験まで全過程を一括遂行する。
OFケーブルはケーブルの中に絶縁油を満たして絶縁体を形成する方式で、電気的性能が優秀で、安定性も高い。 生産工程が複雑でメンテナンスも難しく、高付加価値製品に挙げられる。 大韓電線は1970年代に韓国で初めてOF超高圧ケーブルを開発および商用化した。
今回の受注で、大韓電線は第4四半期だけで1兆2000億ウォン以上の受注高を達成した。 大韓電線は10月、計8400億ウォン規模の400㎸級超高圧電力網供給プロジェクトを受注した経緯がある。 これは韓国最高金額の超高圧ケーブル受注記録だ。 さらに、先月は米国で、今月はスウェーデンで計2200億ウォン規模の受注を追加した。
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