米国発景気低迷の恐怖拡散でコスピ指数が急落し、4年5ヵ月ぶりにサイドカーが発動した。コスピ指数は午後に入って2500ポイントを下回っている。
韓国取引所は5日午前11時から11時5分までの5分間、有価証券市場でプログラム売り呼び値の効力を5分間停止するサイドカーを発動したと発表した。
米国発景気低迷の懸念が広がり、同日午後2時8分現在、コスピ指数は前取引日対比205.68ポイント(7.69%)下落した2470.51を記録している。
コスピで外国人が1兆3383億ウォン分、機関投資家が1363億ウォン分売り越し中、個人が唯一1兆4264億ウォン分を買い越ししている。
サムスン電子(-8.17%)、SKハイニックス(-7.45%)、LGエネルギーソリューション(-1.79%)、サムスンバイオロジックス(-1.65%)、現代自動車(-6.76%)、セルトリオン(-2.79%)、起亜(-7.19%)、KB金融(-7.21%)、ポスコホールディングス(-6.45%)、新韓持株(-7.01%)など時価総額上位株が一斉に下落している。
有価証券市場でプログラム売買の売り呼び値の効力停止が発動した事例は4年5ヵ月ぶりのことだ。直前の発動はコロナパンデミック時期の2020年3月23日だった。当時、コスピは前取引日対比6.88%下落した。
コスダックも62.81ポイント(-8.06%)下げた716.52で取引されている。コスダックでは外国人と機関投資家が1765億ウォン、668億ウォン買い越し、個人投資家は2471億ウォンを売り越しとなった。
種目別には、エコプロビーエム(-3.55%)、アルテオゼン(-5.25%)、エコプロ(-2.63%)、HLB(-1.48%)、サムチョンダン製薬(-9.75%)、エンケム(-6.88%)、セルトリオン製薬(-6.68%)、クラシス(-2.02%)、リガケムバイオ(-9.09%)、ヒューゼル(-7.22%)など時価総額上位株が下落を牽引している。
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