韓国と日本の通貨当局が3年間、100億ドル規模の通貨スワップ(通貨交換)契約を締結した。2015年以来8年ぶりのことだ。
企画財政部は1日、韓国銀行と日本銀行が今年6月の韓日財務長官会議の合意により通貨スワップ契約を締結したと明らかにした。
今回の契約は韓国ウォンと日本円をやり取りする方式ではなく、全額が米ドルベースで進められる。韓国が日本にドルを供給する際、日本が韓国に円を預け、日本が韓国にドルを供給する場合は、韓国が日本にウォンを預ける方式だ。
去る2001年に20億ドルで始まった韓日通貨スワップは、グローバル金融危機や欧州財政危機などを経て2011年に700億ドルまで拡大した。以後、韓日関係が梗塞して規模が減り続けた。最後に残っていた100億ドル契約が2015年2月に満了し、8年以上も停止されていた。
従来の通貨スワップでは、韓国がウォンを預ければ、日本側から円とドルを一緒に借りてくるハイブリッド方式だったとすれば、今回は100%ドルで通貨交換が行われる。
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