ポスコインターナショナルがメキシコ工場を竣工し、北米を中心としたエコカー部品市場を本格的に攻略する。
ポスコインターは17日(現地時間)、メキシコ·コアウイラ州ラモス·アリスペにある駆動モーターコア生産工場の竣工式を開催したと18日、明らかにした。 昨年7月に駆動モーターコア工場を着工してから約15ヵ月ぶりだ。
計6万3925m²(約1万9371坪)の敷地上に竣工した第1工場にはプレス18台を運用する予定だ。 さらに、第2工場も来年上半期に着工を開始する。 今後、第2工場まで稼動すれば、2030年までに年間250万台の生産体制を構築することになる。
メキシコ工場で生産された駆動モーターコアは、メキシコを含む北米地域のメジャー完成車メーカーに供給され、電気自動車やハイブリッド車用駆動モーターの製造に使用する予定だ。 直接的な生産と製造は子会社のポスコモビリティソリューションが担当している。
すでに工場着工以前の昨年、北米完成車メーカーと2030年までに4億6000万ドル規模の長期契約を確保した。 先月には現代自動車グループの北米新工場に次世代電気自動車用駆動モーターコアの計272万台供給契約を締結した。
さらに、エコモビリティ事業の拡大に向け、2030年までに国内200万台、メキシコ250万台の生産体制を整える。 また、ポーランド、中国、インドなど拠点別の海外工場も稼動し、年間700万台以上のグローバル生産販売体制を構築する。 これにより、市場シェア10%以上を確保する。
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