韓国国土交通部は1日、今年上半期の航空交通量が35万1000台余りで、前年対比約31%増加したと明らかにした。一日平均1941台だ。
特に、今年1~6月までの国際線は月平均約5.2%ずつ増加し、国内線を含む全体交通量は月平均約4.1%ずつ上昇した。昨年の月平均増加推移(1.6%)を大きく上回った数値だ。
国土部は韓中路線の航空交通需要はまだ完全に回復していないものの、日本と東南アジア地域中心の新規就航・増便などにより国際線が前年対比70%以上増加したと説明した。全体国際交通量のうち約46%が首都圏と済州南端をつなぐ東南アジア・南中国方面を進出した。
空港別では、仁川空港の一日平均交通量が15万4390台で前年対比63.7%増加し、金海、大邱空港交通量が前年対比それぞれ27.2%、36.4%ずつ増えた。
同期間、済州空港は1.6%減少し、金浦空港は4.5%、光州(クァンジュ)、蔚山(ウルサン)空港はそれぞれ4.3%と5.1%ずつ減少した。麗水(ヨス)空港は前年比20.8%減少し、最も減少幅が大きかった。
国土交通部のユ・ギョンス航空安全政策官は「中国路線の航空需要が本格的に回復すればコロナ以前の交通量を越えると予想される」とし「航空交通量変動推移を持続的にモニタリングし安全で効率的な航空交通サービスを提供する」と話した。
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