サムスン電子、グローバル戦略会議に突入···下半期の危機突破口模索

[写真=サムスン電子]


 
グローバル景気低迷が深刻化する中、サムスン電子が事業部門別のグローバル戦略会議を通じて下半期の危機対応に乗り出す。
 
20日、財界によると、ハン·ジョンヒ副会長が率いるデバイス経験(DX)部門はこの日、水原事業場でモバイル経験(MX)事業部を皮切りに、21日の映像ディスプレイ(VD)·家電事業部、22日の全社などの順で3日間、会議を開く。
 
サムスン電子のグローバル戦略会議は毎年6月と12月の2回、主要経営陣と海外法人長が集まって事業部門·地域別に懸案を共有し、営業戦略などについて意見を交わす場だ。
 
キョン·ギェヒョン社長が率いるデバイスソリューション(DS)部門は同日、華城事業場で会議を行う。 DS部門は半導体危機克服方案に対する議論があるものと見られる。 サムスン電子の半導体事業はメモリー需要の萎縮と在庫調整などの影響で、危機に瀕している。
 
MX事業部は下半期に公開予定のギャラクシーZフォールド5·フリップ5マーケティング戦略などを共有するものと見られる。 サムスン電子は来月下旬、スマートフォンの新製品公開イベント「ギャラクシーアンパック」を初めて国内で開催する。
 
VD·家電事業部は下半期の主力製品販売戦略と競争力向上方案などについて議論する予定だ。
 
今回の戦略会議には李在鎔(イ·ジェヨン)会長は出席しない。 李健熙(イ·ゴンヒ)先代会長の時からグローバル戦略会議は事業部門長を中心に進めてきたためだ。 また、李会長は尹錫悦大統領のフランス·ベトナム歴訪支援に同行する。
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