1月の日本人観光客5657%急増···訪韓外来客の増加に旅行市場の回復「青信号」

[写真=聯合ニュース]


世界各国が入国規制を緩和し、低迷している旅行市場の回復にも青信号が灯った。

今年1~2月には100万人に迫る外来客が訪韓した。韓国観光公社が発表した1~2月の韓国観光統計によると、該当期間に訪韓した外来客は計91万3677人を記録した。コロナパンデミックの拡散によって海外旅行が自由ではなかった昨年同期(18万1850人)と比べると、402.4%増加した数値だ。

1月には43万4429人が韓国を訪れた。昨年1月に8万1851人が韓国を訪れたのと比べると430.8%増加したのだ。

特に日本人旅行客の増加傾向が目立った。日本は昨年10月、ノービザ入国施行と航空便拡大などの影響で、昨年同月(1162人)より5657.3%も増加した6万6900人が訪韓した。

同期間、中国人旅行客の需要も増加した。昨年、韓国政府が △ビザ発給制限 △PCR検査強化 △航空便制限 △検疫情報事前入力義務化など中国発入国者対象防疫措置を強化したにもかかわらず、昨年1月(9489人)より162.9%増の2万4946人が入国した。

今年2月、韓国を訪れた外来客は50万人に迫った。ビザ発給再開、ビザなし入国など「入国規制」緩和が訪韓需要を牽引したものと分析された。

2月には47万9248人が韓国を訪れた。昨年同期(9万999人)より379.3%増加した数値だ。

特に、中国人旅行客が急増した。2月に韓国を訪れた中国人は4万5884人と集計された。昨年同月の1万6752人に比べて173.9%増えた。2月18日付けで韓中間短期ビザ発給再開が訪韓につながったのだ。

同期間、日本人旅行客9万4393人が訪韓した。ビザなし入国施行と航空便増便の影響で前年同月(2934人)比3117.2%増加した数値を記録した。韓国と日本を行き来する航空便は前年同月より1180.9%増便された。

特に、外国学校修学旅行団体の訪韓が、今年の訪韓外来客1000万人誘致目標に力を加えている。

先月21日午後、熊本県留照学園高等学校所属の生徒37人が仁川空港を通じて韓国を訪れた。学生団体が修学旅行目的で韓国を訪れたのは、コロナ禍直後の2020年1月以降、約3年ぶりのことだ。

ルーテル学院修学旅行団は25日までの5日間、韓国に滞在し、全羅北道全州(チョルラブクド・チョンジュ)とソウル一帯を旅行した。

入国直後、全州に移動した修学旅行団は姉妹提携を結んだ全州新興(シンフン)高校を訪れ、授業参観など韓国の学生たちと交流した後、全州韓屋村で韓服を着る体験をした。

23日にはソウルに移動し、3日間ソウルNタワーと南大門市場、明洞(ミョンドン)、ロッテワールド、景福宮(キョンボックン)など主要観光名所を見学した。

7日には、米ニューヨークのデモクラシー・プレップ公立学校(Democracy Prep Public School)の生徒105人が7泊8日の日程で入国する。大規模な学生団体の訪韓もコロナパンデミック後初めてであるだけに注目されている。

一方、モスクワ(ロシア)、ロンドン(英国)、トロント(カナダ)などで団体観光客200人余りが今月中に韓国を訪れる予定だ。
 
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