SKケミカルはカナダの人工知能(AI)新薬開発プラットフォーム企業のCyclicaと「AI新薬開発共同研究」契約を締結したと14日、明らかにした。
Cyclicaは中枢神経系(CNS)疾患、腫瘍学、自己免疫疾患ターゲットパイプラインを保有したAI基盤の新薬開発プラットフォーム企業だ。 薬物ターゲットと結合する候補物質の薬理学的、物理化学的および体内動態的特性まで考慮して選別できるAI基盤の候補物質発掘プラットフォームを保有している。
今回の協業を通じ、Cyclicaは独自の新薬開発プラットフォームを活用して両社共通関心疾患領域の新薬候補物質を発掘し、SKケミカルはCyclicaが発掘した候補物質の前臨床、臨床開発および全世界商業化を担当する。
CyclicaのVern De Biasi最高パートナーシップ責任者は“SKケミカルと協業を進めることになって嬉しい”とし、“今回のパートナーシップは両社の強みを活用して患者のための新薬を開発し、人類の健康を改善する結果をもたらすだろう”と述べた。
SKケミカルのキム・ユンホPharma事業代表は“Cyclicaの技術が難易度の高い生物学的ターゲットに対して新薬候補物質を開発するのに役立つものと期待される”とし、“SKケミカルの組織力と開発経験に、Cyclicaの専門性とノウハウを結合し、シナジーを創出する”と伝えた。
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