2021年の韓国公演市場規模4933億ウォン・・・前年比25%↑

[写真=Gettyimagesbank]


新型コロナウイルス感染症(コロナ19)で打撃を受けた韓国の公演市場が徐々に回復している。

(財)芸術経営支援センター(代表 ムン・ヨンホ)は7日、2021年基準の国内公演市場の規模と運営現況や実績などを調査した「2022公演芸術調査」の結果を発表した。

公演芸術調査は、統計庁承認統計(国家承認統計113015号)で、2007年から毎年公演施設と公演団体の公演実績、運営現況などを調査している。

2021年の公演市場は約4933億ウォンで、2020年の約3946億ウォンより約25.0%増加した。

2020年~21年の公演市場はコロナ禍の影響で2019年の約8530億ウォンの市場規模対比半分に過ぎない水準だが、2020年に比べて公演件数(53.9%増加)、公演日数(40.1%増加)、公演回数(40.6%増加)、公演会場稼働率(12.7%増加)、公演観客数(59.7%増加)など主要指標が市場回復傾向を見せている。

全体公演市場でチケット販売や作品販売(公演出演料)、公演場貸館収入など公演産業売上比重は2020年63.2%まで減少したが、2021年75.2%に回復した。特にチケット販売収入は2021年全体売上の44.5%で2020年対比9.7%ポイント(p)高く現れた。

2021年のチケット販売収入は約2197億ウォンで2020年対比60.0%増加し売上額合算項目の中で最も大きな増加幅を見せたが、その他公演収入(広報物またはグッズ販売・協賛・広報代行収入など)と公演外事業収入(展示・教育など)、その他収入(駐車料・賃貸料など)は全て2020年対比減少した。

今回の調査で2021年公演施設従事者は1万2180人、公演団体5万5651人で計6万7831人と集計された。2020年に比べて公演施設の正規職が585人減少したが非正規職が243人増加し、公演団体は正規職と非正規職で計533人増えた。

反面、公演前売り情報を統合収集している「公演芸術統合電算網(KOPIS)」を基準に見れば、2022年1月~9月公演チケット売上額は約3451億ウォンと集計される。

芸術経営支援センターは、「これは2019年同期の公演チケット売上額約2692億ウォン(推定)に比べ759億ウォン多い金額で、今年の増加傾向が年末まで続くならば2022年の市場規模は8000億ウォンを越えるだろう」と予想した。

統計庁の承認統計(国家承認統計113015号)で2007年から進行してきた今回の調査は2022年4月29日から10月7日まで全国公演施設および団体5229を対象にオンライン調査を実施した。標本誤差は95%信頼水準で公演施設±2.4%p、公演団体±1.8%pだ。

 
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