韓日首脳、ニューヨークで会合・・・30分間の略式会談へ

[写真=聯合ニュース]


国連総会に出席するため、米ニューヨークを訪問した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が岸田文雄首相と21日(現地時間)、2国間会談を行った。

尹大統領と岸田首相は同日昼、マンハッタン国連本部近くのあるカンファレンスビルで30分間首脳会談を行った。尹大統領としては5月の就任後初の韓日首脳会談だ。

今回の首脳会談は、多国間舞台で議題を決めずに議論する略式会談形式で進められた。

岸田首相が出席する「包括的核実験禁止条約(CTBT)」行事会場に、尹大統領が訪問する方式で対面会談が実現した。

大統領室は同日午後12時25分、マスコミの公示を通じて韓日首脳会談が始まったと明らかにした。30分後の昼12時56分頃、尹大統領が1階に降りてきてビルを通り抜け、5分後に岸田首相が降りてきた。

大統領室は「韓日首脳略式会談結果書面ブリーフィング」で「両国首脳は懸案を解決して両国関係を改善する必要性に共感し、このため外交当局対話を加速化することを外交当局に指示し、引き続き協議していくことにした」と明らかにした。

北朝鮮核問題についても「最近の核兵器法制化、7回目の核実験の可能性など北朝鮮の核計画に対する深刻な憂慮を共有し、これに対応するために国際社会と緊密に協力していこうということで意見が一致した」と付け加えた。

さらに、尹大統領と岸田首相は「自由民主主義と人権、法治など相互共有している普遍的な価値を守っていくために両国が国際社会と共に連帯していこうということにも共感し協力していくことにした」と大統領室は付け加えた。

大統領の室関係者は「可視的な成果を出すために第一歩を踏み出した」とし「韓日間に様々な葛藤が存在するものの、両首脳が会って解決に向けた第一歩を踏み出したということに大きな意味がある」と述べた。

一方、今回の韓日首脳会談は2019年12月、中国成都で開かれた韓中日首脳会議の契機に文在寅(ムン・ジェイン)元大統領と安倍晋三元首相が会談して以来、約2年9カ月ぶりのことだ。
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