農水産物輸出額、初めて100億ドル突破・・・「過去最高」

[写真=全羅南道提供]


韓国の農水産食品の輸出額が昨年初めて100億ドル(約12兆ウォン)を突破し、過去最高を記録した。

農林畜産食品部と海洋水産部は5日、2021年度の農水産食品の輸出額が1年前より15.1%増の113億6000万ドル(約13兆6000億ウォン)と暫定集計されたと明らかにした。

部門別では、農林畜産食品の輸出額が85億4000万ドル(約10兆ウォン)、水産食品が28億2000万ドル(約3兆ウォン)を占めた。

農食品部は「国際的物流大乱とコロナ変異ウイルス拡散などの厳しい輸出環境にもかかわらず、健康食品と簡便食品の人気で生鮮農産物・加工食品ともに上昇し、歴代最高の実績を記録した」と説明した。

韓国の代表的な伝統食品であるキムチや高麗人参は、健康食に関する高い関心で輸出額は1年前より10.7%、16.3%ずつそれぞれ伸びた。

インスタントラーメン・ソース類・米加工食品など家庭で楽しめる簡便食品も韓流の拡大やコロナ禍で増加した需要に支えられ、二桁成長を記録した。昨年、インスタントラーメンの輸出額は20年より11.8%、ソース類は14.7%、米加工食品は18.1%高騰した。

政府が「スター品目」に育成したイチゴとブドウも良い実績を収めた。両製品は昨年、1億300万ドル(約1200億ウォン)分が輸出され、韓国産生鮮農産物にプレミアムイメージを与えた。

農食品部のクォン・ジェハン食品産業政策室長は「厳しい環境でも過去最高の成果を達成したのは、農業人・食品企業・輸出企業の努力が公共部門政策支援と相まって効果をもたらした」と説明した。

水産食品は既存の主力品目である海苔とマグロ以外にも様々なな品目の輸出額が増えた。

海苔は昨年6億9280万ドル(約8300億ウォン)分が輸出され、再び最高輸出額を更新した。海苔は約10年前から毎年記録を塗り替えている。

カキはコロナ影響で主要輸出国である日本の実績は減ったが、米国内の需要が増え、輸出額が1年前より12.0%上昇した。

海水部のキム・ジュンソク水産政策室長は「生産・加工漁業者と輸出業界の努力に政府支援が加わって最高の実績を出した」と評価した。
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