EV人気でオンラインショッピング史上初めて16兆ウォン突破

[写真=Pixbay提供]


電気自動車(EV)の人気にテスラの販売が好調を見せ、オンラインショッピング市場が16兆ウォンを超えた。

統計庁が6日に発表した「2021年5月のオンラインショッピング動向」によると、5月のオンラインショッピング取引高は16兆594億ウォンで前年同月比26.0%増加した。オンラインショッピングの取引額が16兆ウォンを越えたのは今回が初めてだ。

昨年までもオンラインショッピングの取引額は12兆ウォン台前後だった。新型コロナウイルス感染症(コロナ19)による社会的距離の確保強化やプラットフォーム市場の拡大で、オンライン市場は1年間で4兆ウォン以上成長した。

5月のオンラインショッピングが史上最高を記録するのに一役買ったのは自動車だ。自動車および自動車用品の取引額は4010億ウォンであり、前年同月比178.7%急増した。

現在、自動車メーカーの中でオンラインで取引されるのはテスラだけだ。テスラは通常、引渡しを四半期単位で一度に持ち込んだ後、補助金の受付などを経て顧客に引き渡す。5月の「モデルY」などテスラの新規登録台数は計3328台を記録し、韓国の輸入車市場で販売1位を占めた。

商品群別のオンラインショッピングの取引額は、フードサービスが62.2%で最も多く増えた。フードサービスはオンラインで注文した後、調理されて配達されるピザやチキンなどを意味する。飲料・食料品も38.1%増加した。このようにフードサービスと飲料・食料品の利用が増加したのは早朝配送が拡大し、社会的距離の確保で外食よりも家庭での軽食を好む傾向が拡大した影響だ。

また、家電製品の大型・高級化傾向で生活や厨房機器の販売が増え、家電・電子・通信機器のオンラインショッピングが19.7%増加した。

同時にオンラインショッピングの取引額のうち、モバイルショッピングは31.6%増加した11兆4346億ウォンを記録し、歴代最高額を更新した。オンラインショッピング取引額のうちモバイルショッピング取引額の割合は71.2%で、1年前より3.1%ポイント上昇した。

オンラインショッピング取引額のうちモバイルショッピング取引額の割合は飲食サービス(97.3%)、eクーポンサービス(89.5%)、児童・幼児用品(81.5%)の順だった。1年前と比べて自動車および自動車用品(-35.0%p)などで下落したが、文化およびレジャーサービス(-15.2%p)、ファッション用品およびアクセサリー(-5.6%p)などで上昇した。

オンラインショッピング取り扱い商品の範囲別取引額は、総合モールが10兆5271兆ウォンを記録して前年同月比20.1%伸びた。また、専門モールは5兆5323億ウォンに達し、39.0%伸びた。運営形態別取引額の場合、オンラインモールは11兆8779億ウォン、オンライン・オフライン並行モールは4兆1815億ウォンを記録して1年前より25.9%、26.1%増えた。
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