5月の産業生産0.1%上昇・・・製造業・サービス業↓・公共行政↑

[写真=聯合ニュース(30日午前、ソウル世宗市政府世宗庁舎で21年5月の産業活動動向を発表しているオ・ウンソン統計庁経済動向統計審議官)]


先月の産業生産は前月比で小幅に増加した。製造業やサービス業の生産は軒並み下落したものの、ワクチン接種などで公共行政が大幅に増加した影響を受けた。消費は10ヵ月ぶりに最大の下げ幅を記録した。

30日に統計庁が発表した『2021年5月の産業活動動向』によると、先月の全産業生産指数は111.4(2015=100)で前月より0.1%増加した。

全産業生産は2月(-2.0%)、3月(-0.9%)に2ヵ月連続増加した後、4月(-1.2%)には半導体生産減少の影響で減少したが、先月再び増加に転じた。

鉱工業生産は-0.7%で、3ヵ月連続減少した。鉱工業のうち製造業(-1.0%)は3月(-0.8%)、4月(-1.6%)に続き3ヵ月連続減少した。

サービス業(-0.2%)は2月(-1.1%)と3月(-1.3%)、4月(-0.2%)など3ヵ月連続続いた増加傾向に歯止めがかかった。

一方、公共行政は8.1%増加し、2014年10月(9.7%)以後6年7ヵ月ぶりに最大の増加率を記録した。統計庁のオ・ウンソン経済動向統計審議官は「コロナワクチン購入と接種進行で公共支出費用が増え、公共行政生産が増加した」と分析した。

消費動向を示す小売販売額指数は前月比1.8%減少した。これは昨年7月の-6.1%以来、最大の減少だ。小売販売額は3月(-2.5%)と4月(-2.1%)に増加したが、3ヵ月ぶりに減少に転じた。

小売売上高が減少したのは、2ヵ月連続の増加による基底効果と天候要因が働いた。異常低温で夏物衣類の販売が減少し、頻繁な雨で外出用の飲食料品の需要も減った。

設備投資は3.5%減少し、建設既成は4.1%減少した。

オ審議官は「設備投資の場合、2019年末から主要半導体企業が大規模投資を行って好調だったが、依然として半導体景気が良好で設備増設が行われているだけに、3カ月連続で増加に伴う調整の性格が強い」と説明した。

現在の景気を表す同行指数循環変動値は前月より0.2ポイント上がった101.4で、今後の景気を予測する先行指数循環変動値は0.4ポイント上昇した104.1と集計された。
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