サムスン重工業、海洋原発技術開発の本格化…韓国原子力研究院と協約

[サムスン重工業、海洋原発技術開発の本格化…韓国原子力研究院と協約]



サムスン重工業が海洋原発技術の開発に本格的に乗り出す。

サムスン重工業は8日、国内唯一の原子力総合研究開発機関である韓国原子力研究院(KAERI)と「海洋溶融塩原子炉(MSR)の開発や共同研究協約」を締結したと9日、明らかにした。

サムスン重工業は今回の協約を通じ、MSRベースの浮体式原子力発電プラントおよび原子力推進船舶市場を開拓するという計画だ。協約の内容には△MSR要素技術及び熱交換器など関連機材の開発 △海洋原子力製品設計やビジネスモデルの開発 △性能検証、経済性評価などが盛り込まれた。

MSRは最近、気候危機対応のための炭素ゼロエネルギー源として関心の高い小型モジュール原子炉(Small Module Reactor)の一種だ。核燃料の使用周期が20年以上で、船舶の寿命周期と同じで、一度搭載後、交代が必要なく、原子炉の大きさが相対的に小さく、船舶への適用が容易という長所がある。また、高効率電力と水素を同時に生産することができるという強みがあり、次世代グリーン水素生産基地など活用分野も多様なものと期待されている。
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