斗山フューエルセル、米子会社と合併検討…水素事業に速度

[斗山フューエルセル、米子会社と合併検討…水素事業に速度]



「水素」をグループの新しい成長動力と決めた斗山グループが斗山フューエルセルと斗山フューエルセル・アメリカの合併を検討している。合併を終えると、斗山フューエルセルを通じて米国市場をさらに直接的に攻略できるという見方のためだ。

26日、グループ内外によると、斗山グループは水素燃料電池事業力量を斗山フューエルセルに集中する案を悩んでいる。その第一歩が斗山フューエルセルと斗山フューエルセル・アメリカの吸収合併だ。

これは斗山グループの持株会社である(株)斗山の傘下に新設された水素TFTで議論されている内容だ。斗山グループは20日、水素TFTを新設し、斗山フューエルセル、斗山重工業など系列会社ごとに別途進行される水素事業を総合的に分析し、系列会社の力量を結集する一種のコントロールタワーの役割を任せると明らかにした。

斗山フューエルセルは2014年、(株)斗山の事業部に始め、2019年に別途法人として分社後、水素燃料電池事業に速度を出している。2018年から3年連続、国内水素燃料電池の受注シェア70%以上を記録し、市場先導企業の位置を固めている。

斗山フューエルセル・アメリカは(株)斗山の100%子会社で、米コネチカット州工場で水素燃料電池の一種であるリン酸型燃料電池(PAFC)を主力に生産している。国内でPAFCを生産する斗山フューエルセルと事業上、類似した面が多いという評価を受けている。

もし、斗山フューエルセルが斗山フューエルセル・アメリカを吸収合併するなら、主力生産製品を同時に生産し、効率性を高めることができる。斗山フューエルセルが米国に直接生産基地を確保し、てすぐに市場攻略を強化できるということも注目される。

特に、斗山グループが水素TFTの新設を発表し、米国市場攻略を強調したのも両社の合併の可能性を高める要素だ。(株)斗山は20日、水素TFTが米国の各州ごとの水素市場分析に集中していると明らかにした。

また、最近、斗山フューエルセルが急激に水素事業の拡大に気を使っていることも目立つ。斗山フューエルセルは先月末の定期株主総会で、水素生産施設や水素燃料供給施設の設置・運営などを事業目的に追加することもした。

同時に斗山フューエルセルは最近、韓国ガス公社が主導する国策事業に参加し、液化石油ガス(LPG)などガスを原料に電気と熱、水素を生産できるシステム「Tri-gen」を開発している。
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