丁世均(チョン・セギュン)国務総理(首相)が1泊3日間のイラン訪問を終えて13日午前、京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)のソウル空港を通じて帰国した。
今月11日にイラン・テヘランを訪問した丁首相は、イランのジャハンギリ副大統領をはじめとするイラン政府の高官ら相次いで会談し、凍結されたイラン原油輸出代金などについて話し合った。
来年、国交正常化60周年を控えた韓国とイランの経済協力案についても意見を交わした。
大韓民国の首相がイランを訪問したのは44年ぶりのことだ。丁氏は2017年、国会議長の資格でイランを訪問したことがある。
一方、丁氏は近いうちに公式に辞意を表明する予定であり、今回のイラン訪問が就任後初めてであり最後の海外出張となった。
丁氏は帰国直後、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)検査を受けた後、陰性判定が出た場合は3日間、総理公館で自己隔離を終えて業務に復帰する予定だ。今月19~21日に行われる国会の対政府質問日程などに出席する。
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