ラインとヤフージャパンの統合法人を率いる合弁会社、Aホールディングスに社名確定

[写真=亜洲経済DB]


ライン(LINE)とヤフージャパンの経営統合手続きが大詰めの段階に入っている。

ラインは24日に臨時株主総会を開き、ネイバー(NAVER)とソフトバンクの合弁法人名を「Aホールディングス」に確定する案を通過させた。変更日は今月28日であり、ラインが全事業部門をライン分割準備会社に継承すると効力が発生する。

ネイバーとソフトバンクが持分の半分ずつ保有しているAホールディングスは、Zホールディングスの持分の65.3%を保有している持株会社だ。Zホールディングスは、傘下にラインとヤフージャパンを置く中間持株会社だ。

ネイバーの創業者、イ・ヘジンGIO(グローバル投資責任者)はAホールディングスの会長を務め、ソフトバンクの宮内謙CEOと共同代表取締役も担う。

ネイバーとZホールディングスの親会社であるソフトバンクは、2019年末にラインとヤフージャパンの経営統合を決定し、支配構造変更作業に着手した。

両社は市中のすべてのライン株式を公開買収して自ら上場廃止し、ラインをソフトバンクの連結子会社に編入してラインが遂行する事業をすべてZホールディングスに移転し、このZホールディングスをAホールディングスが支配する構造に組織再編を進めてきた。ラインは昨年12月、日本や米証券市場で上場廃止し、事業部門をライン分割準備会社に移管して従属会社各社の持分関係を整理した。ラインは先月20日、Zホールディングスの持分44.62%を取得したこともある。

ラインとヤフージャパンは経営統合を宣言した当時、メッセンジャーと通信、検索、コマース、フィンテック、広告、人工知能(AI)事業領域でシナジーを創出し、成長エンジンを作るという計画だ。

ラインとソフトバンクは経営統合に先立ち、来月にオンライン専用スマートフォン料金制を発売した。ラインは「Zホールディングスと経営統合を契機に、ソフトバンクがラインプラットフォームを活用して新しい通信サービスを提供する形である」と説明した。
 
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