ビットコインが3万7700ドル台を突破した。2万ドルの大台を突破してから1ヵ月ぶりのことだ。CNBCは7日(現地時間)、仮想通貨の全体市場規模が史上初めて1兆ドル(約1089兆ウォン)を超えたと伝えた。コインデスクによると、シンガポール基準時間でビットコインは午後1時44分に3万7739.08ドルを記録した。3万6000ドルを超えてから、わずか数時間後のことだ。
ビットコインは2021年に開始とともに高騰を繰り返している。今年に入って30%近く暴騰しており、昨年だけで計380%に達する急騰ぶりを見せた。
コインマーケットキャップのデータに基づくと、ビットコインだけでなく、イーサリアムなど他の仮想通貨も急騰し続け、7日、全体の仮想通貨市場規模は1兆ドルを突破した。
新型コロナ危機の中で各国政府が大規模なテコ入れ策を実施したことで、インフレリスクが高まったことも資産価格の上昇に影響した。ビットコイン支持論者は仮想通貨が「デジタル金」の役割を果たしながらインフレヘッジができるとみている。
これに先立ち、グローバル投資銀行のJPモルガンは、ビットコインの変動性が減る場合、長期的にビットコインの価格が14万6000ドルまで上がる可能性があると見通した。
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