LG電子、2年ぶりに史上最大の売上げ更新…営業益は10%↓

[LG電子、2年ぶりに史上最大の売上げ更新…営業益は10%↓]



LG電子が昨年、史上最大の売り上げを記録した。 ただ、営業利益を10%減少し、もたもたする姿だ。

LG電子は2019年の年間基準で、売上高と営業利益がそれぞれ62兆3060億ウォン、2兆4329億ウォンを記録したものと暫定集計されたと8日、明らかにした。

売上高は3年連続で60兆ウォンを突破した。 2017年、歴代最高の売上高(61兆3963億ウォン)を出した後、2年ぶりに更新した。

しかし、収益性は悪化した。 前年比で年間売上は1.6%増加したが、営業利益は史上最高値だった2018年比10.0%減少した。

LG電子が同日発表した暫定実績は韓国採択国際会計基準(K-IFRS)に基づく予想値だ。 連結基準の純利益と事業本部別の業績は今月末に予定されている業績説明会で発表する予定だ。

昨年4四半期基準では売上高16兆610億ウォン、営業利益986億ウォンを記録したものと集計された。 売上高と営業利益は前年同期比それぞれ1.8%、30.3%増えた。

前年同期対比の実績が改善されたが、市場予測値の平均(2800億ウォン台)には半分にも及ばななかった。

スマートフォンを担当するMC事業本部と自動車部品ソリューション(VS)部門が赤字を持続したという見通しだ。

スマートフォン部門は販売不振とマーケティング費用の増加などにより、2600億ウォン前後の営業損失を出したものと推定される。 昨年の年間営業損失は9600億ウォン台で、前年(7890億ウォン)よりもむしろ深化したものと予想されている。

取り外しが可能なデュアルスクリーンを掲げた「LG V50シンキュー」と「LG V50Sシンキュー」が良い反響を得たが、海外出荷量の大半を占める中低価のラインナップで価格競争力を確保できなかった。 市場調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、4四半期の出荷量は700万台前後と予測される。 年間基準の出荷量で見ると、前年比1000万台以上減少した3800万台を記録したものと推定された。

スマートフォン部門の不振に加え、自動車電装(電気・電子装備)部門も赤字が続いたものとみられる。 先立って、LG電子は2019年3四半期の業績発表後、コンファレンスコールを通じて今年までは実績ターンアラウンドが難しいと予想したことがある。

さらに、オフシーズンを迎えた家電の売上げが減り、グローバルテレビの競争激化などまで加わり、営業利益に影響を及ぼしたという分析だ。

家電部門は今回も全体業績をけん引したものと予想された。 家電部門の昨年の年間売上高は初めて20兆ウォンを突破し、営業利益も2兆ウォンを超えたものと予想された。
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