[ニューヨーク株式市場] 米中貿易交渉の膠着危機に暴落・・・ダウ1.01%↓

[写真=AP・聯合ニュース]


3日(現地時間)、ニューヨーク株式市場で主要指数が暴落した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ指数は前日より280.23ポイント(1.01%)急落した2万7502.81で引けた。ダウは取引中に一時400ポイント以上急落したが、後半に下げ幅を徐々に縮小した。

S&P500指数も20.67ポイント(0.66%)下落した3093.20で、ナスダック指数は47.34ポイント(0.55%)下げた8520.64でそれぞれ取引を終えた。

最近まで米中貿易交渉妥結が近接した明らかにしたトランプ大統領が、第1段階の合意を来年の大統領選挙以後に先送りする可能性があると明らかにし、投資心理が萎縮される姿だ。

北大西洋条約機構(NATO・ナトー)首脳会議に出席するため英国ロンドンを訪問中のトランプ大統領は、この日、ロンドン駐在米国大使公邸で行われた記者会見で、「中国との第1段階の貿易合意のデッドラインがない」とし、「いろんな側面で考慮してみると、中国との合意を2020年11月の大統領選挙以降まで待ったほうが良いかもしれないと思う」と述べた。

続いてトランプ大統領は、「彼ら(中国)は今、合意したがっている。しかし、合意が正しいかどうかを見守る」と強調した。

それにウィルバー・ロス米国商務長官も同日、CNBCとのインタビューで「大統領は貿易交渉がいつ、どんなものかに関係なく、適切な交渉をするという目標だ」とし、「もし(中国との交渉が)妥結されなければ、彼は関税を引き続き賦課するだろう」と伝えた。

先立って、ブラジルとアルゼンチンの鉄鋼およびアルミニウムの関税再開とフランスデジタル税をめぐる関税戦の動きまで重なり、投資心理を冷え込ませた。

個別銘柄の中では、ユナイテッドヘルスが来年の利益見通しの不振に1%近く下がり、ペプシコは飲食品メーカーのBFYブランズ買収計画が伝えられた中、0.5%下落した。

 
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