サムスン電子、中低価フォンの攻略に拍車

[サムスン電子、中低価フォンの攻略に拍車]



サムスン電子が中低価格のスマートフォン市場の攻略にさらに拍車をかける。 普及型ラインアップのギャラクシーAシリーズとMシリーズのナンバーリングを再編する一方、性能もさらにアップする見通しだ。 「価格性能費」を前面に出した中国企業の攻勢に、価格帯の細分化と性能差別化で対抗するという戦略だ。

19日、関連業界や外国メディアを総合すれば、サムスン電子は来年発売されるギャラクシーMシリーズ新製品のスペックを大幅に引き上げるものと見られる。

Mシリーズはインドなど新興市場のオーダーメード型にサムスン電子が打ち出した低価格製品群だ。 今年、サムスン電子はギャラクシーM10、M20、M30、M40など4つの製品を発売し、インドの普及型スマートフォン市場で良い成績を得ることができた。 Mシリーズの興行に支えられ、サムスン電子は今年2四半期基準で、現地市場占有率1位の小米(28.7%)を2.4ポイント差で追撃している。

今年と同様に、サムスン電子は来年にギャラクシーM21、M31、M41など価格台が違う最小3つ以上のモデルを披露するものと予想される。

一番スペックが高いギャラクシーM41のアプリケーションプロセッサー(AP)としては自社が設計した「エクシノス9630」の採択が有力だ。 エクシノス9630はAPに5世代(5G)移動通信用モデムチップを結合したもので、電力効率を高めることができると期待される。

カメラ性能もプレミアムラインアップに劣らず大幅に向上する。 M41には6400万画素のメインカメラと共に、1200万画素の広角カメラ、500万画素の深度測定カメラなども搭載される予定だ。

中低価のラインアップであるAシリーズも出撃を準備している。 サムスン電子は今年だけで8つのモデルを披露しており、来月、ドイツ・ベルリンで開かれる「IFA(国際家電博覧会)2019」で、5GスマートフォンのギャラクシーA90も披露する。

来年も攻撃的にAシリーズの発売を続ける。 先月、サムスン電子は欧州連合知識財産庁(EUIPO)にスマートフォン商標権を大勢登録した。 A11、A21、A31など計9つで、来年に発売されるAシリーズの名称というのが業界の大方の予想だ。

これまでサムスン電子はAシリーズをクワッドカメラ、インフィニティ-Oディスプレイ、回転カメラなど革新技術を披露するテストベッドとして活用してきた。 サムスン電子は来年もAシリーズの新製品に独自に開発した神経網処理装置(NPU)チップセットを搭載する一方、新しい機能も準備するものと予想される。
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