キム・ムジョンDHCコリア代表「役職員みんな韓国人、同じ感情を感じた」と謝罪文を発表

  • 「『DHCテレビ』関連の問題で物議をかもしたことに深くお詫び申し上げる」

[写真=JTBC放送画面キャプチャー]


キム・ムジョンDHCコリア代表が13日、「『DHCテレビ』の関連問題で物議をかもしたことを深くお詫び申し上げる」と公式謝罪文を発表した。

キム代表はこの日、DHCコリアの公式ホームページやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「最近問題になった『DHCテレビ』の放送について、本社と確認する過程ですばやく立場発表ができなかった点に対しても心よりお詫び申し上げる」と、頭を下げた。

彼は、「DHCコリアは代表を含めて役職員のみんなが韓国人であり、私どもも皆さんの気持ちと同じ感情で放送を確認した」とし、「該当放送の内容はDHCコリアとは無関係で本社の子会社が運営するチャンネルであり、私どもはこれに対していかなる参加もせず、共有もできてない状況」と訴えた。

続けて「過去の発言を含む『DHCテレビ』出演陣のすべての発言に対してDHCコリアは同意せず、今後も『DHCテレビ』とは異なる、反対の立場でこの問題に対処する」とし、「韓国、韓国人を卑下する放送を中断するよう、継続的に要請する」と強調した。

さらに、キム代表は「突然発生した状況で深く考えられず、コメントの(書き込み)制限などのような未熟な対応でより大きな失望感を抱かせた部分についても謝罪し、本日の現時点からSNSアカウントのコメント書き込みブロックを解除した」と述べた。

そして「皆さんからのどんな批判でも私どもは甘受する。もう一度今回の問題について国民、顧客、関連会社の皆様に心よりお詫び申し上げる」と重ねて謝罪した。

DHCは日本で主にコンビニと通信販売を通じて化粧品や健康食品を販売している会社で、2002年4月に韓国法人DHCコリア・アイ・アンド・シーを立てて国内に進出した。クレンジングオイルなどで人気を集め、韓国内のH&Bストアとオンラインモールなど入店した。去る2017年、DHCは韓国最大のヘルス&ビューティーストア「オリーブヤング」アワードで3年連続1位を記録し、年間売上高99億ウォンを達成したりもした。

しかし、最近、日本不買運動が激化する状況で「韓国はもともとすぐに熱くなり、すぐに冷める国」、「朝鮮人(朝鮮半島出身を卑下する表現)は漢文を文字化できなかった」などの主張をDHC本社のユーチューブチャンネルである「DHCテレビ」に流した事実が知られ、論議に包まれた。

また別の出演者は、「日本人がハングルを統一させて今のハングルになった」という暴言を吐いた。また、「韓国人がろうそく集会でろうそくを持って『NO安倍』というが、そのろうそくも日本製品だから不買リストにロウソクも入れないといけない」という発言も出た。

批判世論が悪化すると、今月11日、DHCコリアは同日午前ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のコメント書き込み機能をブロックした。公式インスタグラムの投稿の一部がコメント書き込み機能の解除で書き込みできない状態だ。以前まで掲載されていたコメントはすべて隠した。DHCの子会社「DHCテレビ」の嫌韓コンテンツ内容が韓国に知られ、批判の書き込みが相次ぎ、このような措置を取ったのだ。

以後、主要販売先であるヘルス&ビューティー(H&B)ストア、Eコマース企業らはDHC製品の販売を中断する措置を取り、DHCコリアは四面楚歌に陥った状況だ。

 
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