北朝鮮「新型戦術誘導弾の威力示威発射した」・・・金正恩「韓米に的中した警告」

[写真=聯合ニュース]


北朝鮮が去る6日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が参観した中、新型戦術誘導弾の威力示威発射をしたと、朝鮮中央通信が7日報道した。

同日、朝鮮中央通信は「金正恩委員長が8月6日未明、新型戦術誘導弾の威力示威発射を参観した」とし、「北朝鮮の西部作戦飛行場から発射された戦術誘導弾2発は、首都圏地域の上空と北朝鮮の中部内陸地帯の上空を飛行して朝鮮東海(ドンヘ)上の設定された目標島を精密打撃した」と伝えた。

続けて「威力示威発射を通じて新型の戦術誘導兵器体系の信頼性と安全性、実戦能力が疑われることなく検証された」と明らかにした。

先立ち合同参謀本部は去る6日午前5時24分頃、午前5時36分頃に北朝鮮が 黄海南道(ファンヘナムド)クァイル郡一帯から東海上に弾道ミサイルと推定される発射体2発を発射したと発表した。

さらに朝鮮中央通信は、「金正恩委員長は新型戦術誘導弾の威力示威発射が目的した通り、満足できる発射であった」と評価し、「今日、北朝鮮の軍事的行動が米国と南朝鮮(韓国)当局が繰り広げた合同軍事演習に的中した警告を送る機会になると仰った」と伝えた。

先立って北朝鮮は先月25日、江原道(カンウォンド)元山(ウォンサン)虎島(ホド)半島で新型戦術誘導兵器を、先月31日に元山葛麻(カルマ)半島と、2日の咸鏡南道(ハムギョンナムド)永興(ヨンフン)地域 でそれぞれ新型大口径操縦放射砲試験射撃を行ったと明らかにしている。

しかし、韓米軍当局はこれらの発射体すべてを、去る5月4日と9日に発射した「北朝鮮版イースカーンデル」と呼ばれる新しい種類の短距離弾道ミサイルと見ている。これは、北朝鮮が最近開発した放射砲がミサイルと似たような機能をするためと分析される。

一方、前日の発射参観には、これまで試験発射に参加していなかったパク・ボンジュ、リ・マンゴン、パク・グァンホ、リ・スヨン、キム・ピョンヘ、アン・ジョンス、パク・テドク、パク・テソンなど当副委員長の9人も随行した。党副委員長のうち、チェ・フィ、テ。ジョンス、キム・ヨンチョルなどは外された。

また、チョ・ヨンウォン、リ・ビョンチョル党第1副部長と党副部長ら、チャン・チャンハ、チョン・イルホ国防科学部門の幹部らも同席した。

一部では、これまで発射に参観しなかった党副委員長らが大挙参加し、金正恩委員長が科学者労働者らと記念撮影をしたという点で、これまで北朝鮮が開発してきた武器の試験発射を事実上終了したのではないかという観測も出ている。


 
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