ソウルのタクシー料金が16日から引き上げられる。ソウルのタクシー料金の引き上げは、2013年10月以降初めてだ。
初乗りの基本料金が3000ウォンから3800ウォンに、深夜基本料金は3千600ウォンから4千600ウォンに、それぞれ引き上げられる。また、模範タクシーの基本料金は5千ウォンから6千500ウォンに上がる。
ソウル市はタクシー労使と市民社会、専門家で構成された協議体と物価対策委員会などを経て最終的に調整されたタクシー料金2km当たり3800ウォンを、16日午前4時から適用すると明らかにした。
今回のタクシー料金の引き上げが市内バスや地下鉄など、他の公共交通機関の料金引き上げにつながりかねないだけに、庶民はソウルのタクシー料金の引き上げに不満を露にしている。景気低迷で雇用事情が芳しくなく、所得も十分でない状況でタクシー料金の引き上げは家計の負担になるためだ。
しかし、ソウルのタクシー料金が長期間凍結された点を考慮すると、今回の引き上げは避けられない面があるとみる見解も多い。
ソウル個人タクシー組合は、市民たちの不満を少しでも解消するために乗車拒否の根絶、不当料金徴収の根絶、深夜乗車難解消、高齢運転者の安全運転対策などを盛り込んだサービス改善実行計画案をまとめ、根本的なタクシーサービス改善を図る計画だ。
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