サムスンバイオロジクス、来年3工場完工時にはバイオ薬生産世界1位


サムスンバイオロジックは、今年も「バイオインターナショナルコンベンション(バイオUSA)」展示場に単独広報ブースを構えて、グローバルバイオメーカーに会う。創立初年度である2011年から7年連続の参加となる。

国内最大規模のバイオ医薬品委託生産(CMO)メーカーであるサムスンバイオロジックは、これに対する積極的な広報を広げる予定だ。この会社が一年に作り出すことができるバイオ薬の生産量は18万リットルである。スイス(24万リットル),ドイツ(21万リットル)に続き世界3位規模である。

2013年7月に商業生産に入った第1工場は年間3万リットル、第2工場は15万リットルのバイオ薬をそれぞれ生産することができる。特に、今年のイベントでは建設工事が行われている第3工場広報が重点的に行われる。会社側は、バーチャルリアリティ(VR)機器である「サムスン ギアVR」を数台設置して3工場内部施設を見学できるようにする予定だ。

2015年11月に工事に入った第3工場は、計8500億ウォンをかけて18万リットル規模で立てられる。他のグローバル製薬会社より生産能力は2倍で、費用は半分ほど減った。また、生産効率性も高い。ハイブリッド設計と核心設備の二重化等を通して「シャットダウン(操業中断)」なしで365日生産が可能である。シャットダウンが必要ないバイオ生産施設確保は、サムスンが初めてである。


 

キム・テハン サムソンバイオロジクス社長[写真=サムソンバイオロジクス提供]



2018年工場が完工すると、36万リットル規模の設備を確保することになり、サムスンバイオロジックは世界1位CMOにのぼる。また、売り上げ拡大も期待される。会社は3工場が本格的に稼動する2018年以後に売り上げ2兆ウォン、営業利益1兆ウォン達成が可能だと見通している。

サムスンバイオロジックは、先立って6社の多国籍製薬会社と9個のバイオ薬CMO契約を結んだ。また、現在15社の業者と30個を越える製品の委託生産交渉を行っている。

(亜洲経済オンライン)

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