10日、統計庁によると、38品目で構成された外食物価は昨年2.3%上がった。これは全体消費者物価上昇率の3.3倍で、2011年4.3%以後4年ぶりに最も高い上昇率となった。韓国銀行は先月のインフレーション報告書で「畜産物など材料費と人件費上昇で外食費が大きく上がり、一部地域では賃貸料にも影響を及ぼした」と分析した。
昨年の38個の外食品目の物価上昇率を見ると、学校給食費が7.0%上がっており、2010年0.9%以後5年ぶりの上昇を見せた。学校給食費は2011年から2014年までずっと下落していた。統計庁は昨年4月に、慶尚南道(キョンサンナムド)が無償給食を有償に切り替えた影響で、学校給食費が騰勢を見せたと説明した。
会社員がたくさん利用する構内食堂の食事費は、5.1%引き上げられた。2011年の5.4%以後、4年ぶりの最大上昇幅である。畜産物の価格上昇などで、カルビタンが4.2%上がり、サムギョプサル(3.1%)、ソルロンタン (3.0%)価格も3%台以上の上昇率を見せた。学生や会社員のおやつでもあるトッポッキ (3.9%)やラーメン(3.5%)の価格も大きく上がった。また、食堂の焼酎価格も3.7%引き上げられた。
そのほかにも、ジャージャー麺(2.8%)、豚カルビ(2.6%)、のり巻き (2.6%)、チャーハン(2.2%)、サムゲタン (2.1%)、プルコギ(2.0%)の価格は2%台の上昇を見せた。ビビンバ(1.9%)、ステーキ(1.8%)、ヘムルチム (1.6%)、テンジャンチゲ定食(1.5%)、ヘジャングク (1.5%)、キムチチゲ定食(1.4%)の価格は1%台の引上げ率を現わした。豚カツ(0.7%)、マッコリ(0.7%)、チキン(0.6%)、刺身(0.5%)、ピザ(0.3%)の価格は他の外食品目に比べて大きく上がらなかった。
(亜洲経済オンライン)
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