ニューサムスン物産の未来、「バイオ・ファッション」にかかっている

[ニューサムスン物産の未来、「バイオ・ファッション」にかかっている]



9月1日に誕生する「ニューサムスン物産」の未来はバイオとファッションになる見通しだ。 特に新しいサムスン物産はバイオ事業を中核キャッシュ・カウとして育成し、5年後の2020年まで頑丈な未来成長動力に拡大することで、会社の未来の成長を導くという計画だ。

19日、サムスン物産によると2020年にサムスン物産は「グローバルビジネスパートナー・アンド・ライフスタイルイノベーター(Global Business Partner& Lifestyle Innovator)」というビジョンを掲げて建設・商社・ファッション・飲食、レジャー・バイオなど5大核心事業のポートフォリオを整えることになる。 合併のシナジーを通じた売上は2014年33兆6000億ウォンから2020年60兆まで拡大、年平均成長率は二桁の10.2%に達する見通しだ。

何より、核心成長動力はバイオ事業だ。 サムスングループ内でバイオ・製薬事業を担当する関係社はサムスンバイオロジックスとサムスンバイオエピスだ。 第一毛織とサムスン物産はサムスンバイオロジックスの持分を同日現在、それぞれ46.3%、4.9%保有している。 サムスンバイオロジックスはサムスンバイオエピスの持分90.31%を保有している。 これでニューサムスン物産はバイオ事業の主導権を持つようになった。

サムスンバイオロジックスは2017年までにバイオ医薬品分野で世界1位の医薬品委託生産業体(CMO)に跳躍するという目標で生産能力を育てている。 最近、自己免疫疾患の治療のバイオシミラーの開発に成功したサムスンパイオエピスもバイオシミラー世界1位という青写真を公開した。

業界ではサムスン物産のグローバルネットワークに成長性の高いバイオ事業を結合すれば、シナジーが相当するものと見ている。

昨年、両社のバイオ産業部門の売上は約1000億ウォンに過ぎない。 ニューサムスン物産は今後、建設のハイテク施工力量を基盤に投資効率を向上し、商社のグローバルマーケティングを活用してバイオ事業を積極的に拡大して2020年の売り上げを1兆8000億ウォンに引き上げる計画だ。 これは今後、5年間18倍の成長を達成してこそ可能な数値だ。

もちろん、これは2020年、サムスン物産の全体事業部門で占める売上げの割合で3%に過ぎないが、今後のバイオ事業の主導権確保及び持続成長の実現という価値向上の面で意味がある。

李在鎔(イ・ジェヨン)副会長も統合サムスン物産を通じてバイオ製薬事業に集中的に投資するものとみられる。 これに先立ち、李副会長は機会あるたびにバイオ製薬事業の重要性を強調してきた。

ファッション事業部門もグローバル事業力量を備えてグループの中核事業として育成する考えだ。 ファッション部門の場合、売上規模だけしても今より5倍以上拡大する計画だ。 2014年基準でファッション部門の売上規模は1兆9000億ウォンで、2020年には10兆ウォンに拡大する計画だ。

これによって商社部門のグローバル経営経験とインフラを活用し、SPA事業の海外市場進出を本格化してスポーツウェア事業の買収及びITアクセサリーなど新事業を積極的に推進する計画だ。

新しいサムスン物産は従来の事業領域ではグローバル企業への跳躍を図る。

建設事業部門の場合、グループの代表建設会社として安定的なグループ内の関係社の物量を基盤に両社の核心競争力を結合して差別化されたソリューションを提供して関連事業に拡張していく計画だ。 特に建築科のプラントを集中育成して、海外市場に積極的に進出する計画だ。

商社部門はグローバルトレーディングの領域拡大に乗り出す。 商社は従来に保有しているグローバルネットワークに第一毛織のファッション・飲食事業の経験やノウハウを加えて繊維と食糧事業を拡大して、民資発電(IPP)/エネルギー貯蔵(ESS)などを中心にオーガナイジング事業で関係社の協業を主導していくという戦略だ。
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