LG-サムスン-SK、電気車バッテリーの受注戦争

[LG-サムスン-SK、電気車バッテリーの受注戦争 ]


LG化学とサムスンSDI、SKイノベーションなど国内バッテリー業界のビッグ3がグローバル電気車市場で熾烈なバッテリーの受注競争を繰り広げている。業界は最近、世界最大市場として注目される欧州と中国市場で我勝ちに受注に成功し、市場の先取りに拍車をかけている。

1日、業界によると、LG化学は先月20日、世界的な最大の完成車メーカーの一つであるフォルクスワーゲングループの子会社アウディと電気車バッテリーの供給契約を締結した。LG化学はアウディを顧客に追加し、従来のGM、ルノー∙日産、現代∙起亜車、フォードなどを含めており、グローバル10大完成車グループのうち6社を顧客会社で確保することになった。

LG化学は契約上具体的な内容は明らかにしなかったが、アウディの次世代PHEVと3HEVにバッテリーを供給する予定だ。

このようにLG化学は持続的な受注拡大を通じて市場地位をさらに強化する方針だ。このため今年から2018年まで5年間、中大型バッテリー分野だけで累積売り上げ10兆ウォン以上を達成、確実なグローバル1位の強固にするという戦略だ。

サムスンSDIは7月BMWグループと電気自動車向けバッテリーの供給拡大のためのMOUを締結した。これによりBMWのエコカーのサブブランドi3とi8をはじめとする次世代電気自動車にサムスンSDIのバッテリーが搭載される予定だ。

サムスンSDIのバッテリーを搭載したBMWの電気車i3は今年上半期だけで5000台以上を販売され、サムスンSDIの競争力を立証した。現在、サムスンSDIはBMWのほかにもクライスラー、マヒンドラなどグローバル自動車会社に電気車バッテリーを供給している。

これと共にサムスンSDIは最近、世界最大の電気車市場に浮上している中国の電気自動車バッテリー市場の攻略を宣言した。中国西安に新しい電気車バッテリー工場を建設することにしたのだ。

後発走者のSKイノベーションは合弁法人設立を通じて追撃の手綱を引っ張っている。SKイノベーションは、1月北京専攻、北京自動車と合弁法人「北京ベストテクノロジー」を設立して、中国市場の攻略に乗り出した。

合作法人は北京に今年下半期まで年間1万台に供給できるバッテリーパック製造設備を構築し、今後現地の電気車市場の占有率1位を獲得するという目標を立てた。これに先立ち、昨年初にはドイツ自動車部品メーカーのコンチネンタルと「SK-コンチネンタルエモーション」を合弁で設立した。

 
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