国際氷上競技連盟(ISU)が、2014年ソチオリンピックフィギュアスケートの審判員の構成について問題はないとキム•ヨナ(24)の提訴を棄却判定した。
ISUは3日(現地時間)、公式ホームページに、4月30日、韓国氷上競技連盟(KSU)と大韓体育会が提起した「ソチ五輪女子フィギュア金メダルの判定関連の提訴」について、却下の判定を下した懲戒委員会の決定文を通じて明らかにした。
キム•ヨナは今年2月、ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルでショートプログラムとフリースケーティングでミスのない演技を繰り広げて自身の歴代3位の記録である219.11点を出した。しかし、フリースケーティングでジャンプのミスをしたアデリナ・ドミトリエヴナ・ソトニコワ(ロシア)がなんと224.59点を出し、キム•ヨナを抜いて金メダルを獲得したため、この判定に対して論議された。
また試合後、アデリナ・ドミトリエヴナ・ソトニコワと審判が抱擁を交わしたことに対しても審判の公平性の問題が論議され、韓国と世界各国のメディアが判定問題と審判団の構成に異議を提起した。
しかし、ISUは判決文で「審判とアデリナ・ドミトリエヴナ・ソトニコワの行動は自然な行動だったと思う」とし「お互いにお祝いしたときに出てくる感情的な行動である。これは議論の余地がない」と明らかにした。続いて、「試合後のお祝いは、偏見や誤った行動とみなすことはできない」と伝えた。
(亜洲経済オンライン)
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