東芝、パソコン向け光学ドライブから撤退

東芝はパソコン向け光学ドライブ事業から撤退する。韓国サムスン電子との合弁会社を通じて同事業を運営している東芝サムスンストレージ・テクノロジー韓国(TSST―K)の全株式を、3年後をめどに韓国OPTISに売却する。売却額は明らかにしていない。パソコン市場が縮小していることなどを背景に、同事業の収益が悪化しており撤退を決めた。

東芝は2004年にサムスン電子と光学ドライブ事業の合弁会社の東芝サムスンストレージ・テクノロジー(TSST)を設立。同時にその完全子会社として実際の事業運営を担うTSST―Kをスタートさせた。

TSST―Kは、パソコンに搭載するCDやDVDプレーヤーなどの企画開発を手がけ、生産はOPTISに委託している。TSST―Kの13年3月期の売上高は9968億ウオンでパソコン向け光学ドライブ市場でシェア2位。しかしパソコン市場減少に加え、光学ドライブを搭載するパソコンが減っていることもあり収益性が悪化している。

(亜洲経済オンライン)
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기